2017.01.9特集
バンコク 最新グルメトレンド Part.2
次世代ラーメンが巷を席巻!
バンコクのラーメン熱は冷めやらず、昨年も日本からの出店が相次ぎました。トレンドをまとめておさらい!
1. 日系ラーメン価格破壊
ラーメン一杯200B台が相場だったバンコクで、価格破壊競争が勃発。千葉に本店を持つ「七星」では、屋台式店舗でコストを削減し、一杯80B~という驚きの低価格を実現。大きな話題となりました。
飲み会後の〆にピッタリ 鶏そば 七星
「クイッティアオと同じ感覚で日本の本格ラーメンを」というオーナーの思いから、本格ラーメンを80Bで提供。1日に200杯近くも出る人気店に。鶏そばスペシャルは具がこんなにのって140B!
鶏そば 七星(トンロー店)
TEL: 02-013-4159
住所: Between Soi 55 and Soi 57, Sukhumvit Rd.
2. 時代はヘルシーな鶏白湯
これまでバンコクでは豚骨と家系が主流でしたが、昨年は新ジャンルの鶏白湯がブームに。コラーゲンたっぷりのスープは濃厚なのにくどくなく、健康志向の人々に支持されました。
女性にも人気のスープ 濃厚鶏そば たけいち
ブームの火付け役となったのが東京新橋発の「濃厚鶏そば たけいち」。人気の味玉濃厚醤油鶏らーめん(220B)は、豚とラードは不使用、鶏とモミジを10時間ドロドロになるまで煮込んで作ります。
濃厚鶏そば たけいち
TEL: 02-259-9300
住所: 2F K-Village, Soi 26 Sukhumvit Rd.
3. 熱烈歓迎 台湾まぜそば
年中暑いバンコクでは、汁なし麺にラブコール集中!?かねてからのつけ麺人気とともに、2016年は台湾まぜそばがラーメン界を席巻。ピリ辛ミンチと生卵でスタミナチャージもバッチリ!
実は名古屋飯!台湾まぜそばの元祖 麺屋やまと
今や日本でも全国区となった台湾まぜそばを生み出した名古屋のお店がバンコクに上陸。もちもちの極太麺に特製ウマ辛ミンチをのせた元祖!!やまとまぜそば(270B)は、箸のすすむおいしさ。
麺屋やまと
TEL: 02-102-6765
住所: 1033 Sukhumvit Rd.
人気つけ麺店のニューフェイス つけ麺 城
本格つけ麺が評判の「つけ麺 城」に、台湾まぜそば(160B)新登場。ミンチに温泉玉子、ねぎ、ニラ、のりとパンチの効いた具材が極太麺によく合います。最後にご飯を混ぜてもgood!
つけ麺 城
TEL: 02-712-2671
住所: 947 Sukhumvit Rd. (エカマイ駅2番出口すぐ)
ヤミつきになる新食感 のじ屋/ゆうし
日本の人気ラーメンを豊富に揃える「のじ屋/ゆうし」。台湾まぜそば(220B)は、自家製タレで甘辛く煮つけたそぼろと中太玉子麺を、豚・鶏・魚介の特製スープと絡めるこだわり派!
のじ屋/ゆうし
TEL: 02-714-8996
住所: 1F Thonglor Tower, Soi Thong Lo 18, Sukhumvit 55 Rd.
こちらの店舗にも「まぜそば」あり↓
・うま馬 まぜそば(250B) ・濃厚鶏そば たけいち 鶏まぜそば(190B) ・北海道旭川らーめん なると ピリ辛まぜそば(210B) ・麺家いろは まぜそば(220B)ビーフのチョイスがグ~ンと拡大!
タイの牛肉はいまいち…というのはもう昔の話。ステーキ、焼肉、ハンバーガーと、牛肉料理の選択肢がグンと広がっています。昨年、バンコクの牛肉シーンに生まれた嬉しい3つの変化とは?
1. ステーキのチョイスが拡大!
世界的な肉ブームを受けて、バンコクでも熟成肉・赤身肉を出すステーキ店が急増。トンローに2店舗目をオープンしたEl Gauchoを筆頭に、45~120日間乾燥熟成させた肉をコスパよく楽しめるArnosも話題になりました。また、やす田のコールドステーキのような革新的な調理法も注目されています。
2. 銘柄牛のチョイスが拡大!
バンコクを席巻中のWAGYU旋風。和牛の王様神戸牛はもちろんのこと、日本の銘柄牛を味わえるお店がどんどん増えています。備長炭で焼き上げる常陸牛が人気の、炭火焼 源、北海道で育った大平牛の様々な部位を楽しめるペコ、最高ランクの宮崎牛を中米テイストで味わうMeatliciousと、レアな銘柄牛も充実。
3. 予算のチョイスが拡大!
牛肉料理は高い、という常識はすっかり覆されました。焼肉燦(きらび)では、黒毛和牛カルビを290Bで提供中。焼肉あずまは、牛肉たっぷりの満腹定食が370B(ディナー時)、新鮮なホルモンをお手頃価格で楽しめる大枡など、普段使いできるお店が続々登場。自腹でビーフが可能な時代の到来です!
通を唸らせるこだわりの酒
クラフトビールに本格地酒。ビアシンばかり飲む日々にピリオドを打った2016年は、お酒革命元年ともいえる年になりました。2017年、こだわりのお酒はますます身近になる!?
クラフトビール
小規模な醸造所でつくるクラフトビールは、バンコクでも大人気。草分け的存在のMikkellerやCraftに加え、昨年はプロンポンのCMCやHair of the Dog、トンローのBeerCapやBeer Belly、プラカノンのWishBeerが続々オープン。タイの国産地ビールを楽しむならば、マイクロブリュワリーのLet the Boy DieやCraft ‘N Roll Thailandへ。
日本酒
日本酒が飲めるモダンタイ料理レストラン、バガディンが誕生するなど、タイ人富裕層の間でも日本酒熱が高まる昨今。日本酒を輸入販売するセイシンによると「純米酒以上を好む志向はタイでも根強い。訪日観光ブームも影響してか、よりレアな蔵元を求める傾向にある」のだそう。お酒にこだわる日本食店では、常時数十種類の銘柄を揃えることもいまや珍しくなくなってきています。
自然派ワイン
日本ではすっかり定着したオーガニックワインブームがバンコクにもいよいよ到来。アソークにバンコク初の自然派ワイン専門レストランAbout Eateryがオープンしました。自然派ワインとは、ブドウを天然酵母で発酵させ、亜硫酸塩は無添加(または少量添加)でつくる健康志向のワイン。製法の違いによってビオロジックやビオディナミなどの種類があります。