バンコク ラーメン記念日 ～コイケ君の麺愛日記～ Part.1

ラーメン好きのみなさま、お待たせしました！今年もやってきましたラーメン特集!今回は前回からパワーアップしてバンコクにあるラーメン店19店をご紹介します。今回はバンコク駐在員のコイケ君に食レポしてもらいました！まずは10店舗ご紹介したいと思います。

コイケ君って誰？

あらすじ
32歳のコイケ君は在タイ2年半。就活時に抱いていた海外生活への憧れとアユタヤの工業団地にある自動車部品会社に勤務する現実とのギャップに虚脱感を感じている。コイケ君にとって唯一の救いは、バンコクでのラーメン屋の出店ラッシュ。通い続けるうちに、注文から数分で出てくるラーメンが、時間と手間隙をかけて丹念につくられていることに改めて思い至る。ラーメン店がいつでも同じスープを提供すべく、１日たりとも気を緩めず、たゆまぬ努力を続けていることを知り、毎日の生活にうんざりしていた自分自身を恥じる。以来、今の仕事とラーメンを生き甲斐にしようとするコイケ君。32歳にして恋に見切りをつけたコイケ君だったが、ある日、容姿端麗なキャリアウーマン、ヌックが現れて…。

○月△日（木） 福田製麺

「ラーメン屋とは製造業である」自家製へのこだわり

魚介とんこつ焦がしネギ油醤油（220B～）

レインヒルに車を止めてスクンビット47と49の間にある「福田製麺」へ。オープンは今年の２月だったか。深夜２時まで営業しているので、利用頻度が高い。レンゲの重量感に圧倒される。手にしただけで何かそう、気が引き締まるのだ。僕のお気に入りは「味玉肉増し魚介とんこつ焦がしネギ油 醤油」。かつお、昆布など４種類の魚介からとったスープと10時間以上煮込んだコクのあるとんこつが調和している。中太でコシがある自家製麺もいい。日本から製麺機を持ち込んで、試行錯誤の末に完成させたそうだ。チャーシューも食べやすさを求めた自家製で、豚と鶏が１枚ずつ。低温調理で脂を落とし、口の中でとろける感じ。レンゲの重みと自家製へのこだわり。自動車で言うなら北欧車といったところか。驚いたのは「素ラーメン」。麺とスープだけなのに物足りなさを感じさせない逸品。チャーシューが苦手な女性や飲んだ後の〆に食べる人向けに商品化したという。麺とスープに自信がない限り、こんなメニューは載せられない。

素ラーメン（140B）

特選みそ（230B)

魚介とんこつ焦がしネギ油塩（220B～）

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バンめし持参でトッピング無料（チャーシューを除く）※5月末日まで

福田製麺の店舗詳細

○月△日（木） もっこりシーロム本店

炙りチャーシューメン（218B）

展示会を終えて、午後から１人シーロム。この辺りは日曜休みのお店が多い中、「もっこりシーロム本店」へ。「炙りチャーシューメン」を頂く。炙ることで、香ばしくなり、チャーシューの旨みが引き立つ。鶏がらと豚骨のスープは、いつ来ても味がぶれない。それって大事なことだ。駐在生活ももう３年目。熱々のスープをすすりながら、何かこう熱くなれるものがほしいと思う今日この頃。

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もっこりシーロム本店の店舗詳細

○月△日（木） 毘沙門

「燃えるような恋がしたい！」熱々スープな日々

札幌味噌らーめん（230B）

会社のタイ人トップ、ノップさんとエカマイで打ちっぱなしの後、隣接する「毘沙門」へ。ノップさんにはお世話になりっぱなし。明るく仕事ができて、奥さんが美人。この店にもお世話になりっぱなしだ。北海道三大ラーメンを楽しめるから３日連チャンでも飽きない。「札幌味噌らーめん」は、濃厚な味噌の風味に野菜の旨みが溶け込んでいる。麺は玉子入り縮れ麺で、スープによく絡む。

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毘沙門の店舗詳細

○月△日（木） 麺家いろは

「美人でも〆はラーメンで！」異彩を放つ富山ブラック

つけ麺（220B）

半ドン勤務の土曜は、ノップさん夫婦とオンヌットに新しくオープンした「麺家いろは」へ。東京ラーメンショーでV5を達成したという富山の有名チェーンだ。この店はつまみのメニューも揃っているので、居酒屋使いができる。ノップさんの奥さんの友達というヌックさんも合流。僕に紹介するつもりで連れてきたと後で知った。ノップさんと僕は〆に「富山ブラック味玉ラーメン」。真っ黒いスープの黒醤油ラーメンは、実はあっさりとした味わい。それでいて深いコクがある。日本の店と比べて塩辛さを抑えているそうだ。僕はちょうどいいと思う。鶏ガラ、魚介、野菜のだしが効いていることがよく分かる。自家製のチャーシューも美味しい。自ら選んだ養豚業者から直で仕入れているそうだ。ヌックさん、私も〆にと、「つけ麺」を注文した。魚粉をたっぷり使った魚介系。麺はもっちり、弾力がある。つけ麺は結構ボリュームがあるのに完食。ヌックさん、美人でスタイルもいいのに〆のラーメン。す、好きだ。

富山ブラック味玉ラーメン（S 220B/L 260B）

海老塩味玉ラーメン

餃子

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麺家いろはの店舗詳細

○月△日（木） 仙台釜神家

濃厚醤油らーめん（220B～）

アソークで取引先訪問を終え「仙台釜神家」へ。レトロな内装でいかにもラーメン屋ですというたたずまいが気に入っている。濃厚なのに上品な白湯スープ。しかも醤油、味噌、塩が揃っている。ラーメン以外のメニューも豊富だ。今夜の〆は「濃厚醤油らーめん」。深夜営業と税込・サービス料なしの良心価格がうれしい。ほろ酔いの帰り道、ヌックさんのこと考えていた。僕なんか相手にしないだろうな…。

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バンめし持参で1テーブルにつき餃子1皿が無料※5月末日まで

仙台釜神家の店舗詳細

○月△日（木） 常勝軒 最強軍団

中華そば（180B）

今日の取引先回りで、相手の話に水を差してしまったことを反省。営業はバランスが難しい。近くを通ったので今年初めにオープンしたばかりの「常勝軒 最強軍団」で、定番の「中華そば」。しっかり煮込んだ旨みがあるスープなのに、あっさり感もあって、どこか懐かしい。あっさり感の中にじわっと旨みが広がるバランスが絶妙だからか。チャーシューもいける。値段も安く税・サ込みでマジ最強。ヌックさんも好きだといいな。

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常勝軒 最強軍団の店舗詳細

○月△日（木） のじ屋／ゆうし

「やっぱりコレに限るな…」 テッパンのみそ

厳選みそらーめん（230B）

今週は１日１日が長い。しっかり食べたくて「のじ屋／ゆうし」へ。こってりスープが嬉しい「厳選みそらーめん」を注文。野菜たっぷりで、ご飯と一緒に食べるのが僕のスタイル。豚挽肉、モヤシ、ニンジン、玉ネギが強火でさっと炒めてあり、野菜のシャキシャキ感がいい。味噌は北海道直輸入で数種類をブレンドしたオリジナルだ。「山形納豆辛味噌らーめん」もグッド。最初に食べたときには味噌と納豆の相性のよさに驚いた。納豆が入ると風味、とろみ、まろやかさが格段にアップする。味噌は山形産の熟成味噌と信州産の田舎味噌をブレンド。豚、鶏、魚介類等で作るスープはどちらかというとあっさり系かな。スープだけで５種類あるそうで、それを毎日炊くというのだからスゴイ。つまみも豊富で、その大半が手作りだそう。労を惜しまず、お客様に良質な商品を提供する。ビジネスの基本をこの店に見た気がする。ヌックさん、今日はどうしてるのかな。フェイスブックで友達申請したいけど無視されるのが怖い。

山形納豆辛味噌らーめん（240B）

ゆう二郎らーめん

チーマー坦々麺

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※ラーメン普通盛り、大盛りをご注文の方限定。ドリンクは対象外。5月末日まで

のじ屋／ゆうしの店舗詳細

○月△日（木） グランドラーメン（暖龍）

暖龍特製坦々麺（200B）

トンロー入り口近くの老舗の「グランドラーメン（暖龍）」。オーナーが日本人に変わったと聞いて行ってみた。メニューがどんどん新しくなっている。「暖龍」は北海道を中心にチェーン展開している。注文した「暖龍特製坦々麺」は胡麻の濃厚さが半端じゃなかった。かなりのどろどろ系で、他の店とはまったく違う。スープは一から完全手作りの深い味わい。山椒の香りもいい。ヌックさんにも教えたいな。

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バンめし持参で、担々麺注文の方に、ソフトドリンク1杯無料※5月末日まで

グランドラーメン（暖龍）の店舗詳細

○月△日（木） らーめん亀王

亀王らーめん（とろ玉入り）（240B）

レインヒルの「らーめん亀王」は、大阪を中心に店舗展開しているお店。丁寧に仕込んだ豚骨スープと箸でつかむだけで切れそうなとろとろの自家製ちゃあしゅうが旨い。厳選された材料を使って安心安全を追求するというのは、自動車部品を扱うウチの会社にもつながるかな。「亀王らーめん（とろ玉入り）」は旨みが広がる塩とんこつスープ。明るい内装で、土日は家族連れでにぎわっている。斜め前のテーブルの駐在員家族が楽しそうで羨ましい。

お得なプロモーション！
①「バンめし見た！」でランチセット注文の方、ソフトドリンク１杯無料
②17時以降、生ビール１杯注文でもう１杯無料
※平日限定。レインヒル店限定。5月末日まで

らーめん亀王の店舗詳細

○月△日（木） つけ麺城

「僕はラーメン屋しか知らない」 モチモチのつけ麺

濃厚魚介つけ麺（250B）

ヌックさん、友達申請を承認してくれた。イキオイでまたラーメン食べに行きましょうと誘うとまさかの快諾。２人でエカマイの「つけ麺城」へ。シラチャー店が盛況で、バンコクにも進出したお店。コラートやフアヒンにも支店がある。最近、アソークにも出店した。エカマイ店はＢＴＳ駅近で、使い勝手がいい。内装もお洒落で、店内は明るく女性にも人気。タイ人も西洋人もいて、万人受けする。ヌックさんも気に入ってくれたので良かった。僕は「濃厚魚介つけ麺」を。コシがある極太麺でタレがよく絡む。タレは本当に濃厚で、極限と言える濃度、いや粘度。つけ麺のタレには僕にもこだわりがある。シャバシャバしているのはキライだ。ここは常連さんが多いそうだ。僕もそうだけど、病み付きになる。ヌックさんは、「とんこつラーメン」を注文。こちらは細麺。オイシ、オイシを連発しながらスープも飲み干した。日本人とは違うイントネーションがかわいい。ヌックさんのフェイスブック友達は1477人。対する僕はヌックさんが84人目。

とんこつラーメン（180B）

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①月〜金11:30-17:00サラダバーが無料
②バンめし持参で10％OFF※5月末日まで

つけ麺城の店舗詳細

次回も引き続きバンコクラーメン店9店をご紹介します。お楽しみに！