2015.04.10特集
ここだけは外せないタイ料理レストラン選りすぐり10選!
タイめしが好きな人も、そうでもないな〜って人も、 せっかくタイに住んでいるなら、現地のおいしい料理を知らないなんてもったいない!ですよね。
今回は、日本人にとっての“難易度”で初級から上級までレベル分けしたバンコクのタイ料理レストラン厳選10軒を紹介。>
レベルは、店構え・交通アクセス・辛さ・ 店員さんの愛想・トイレ・虫がいないか、 などを指標にしています。
全てのレストランに共通するのは、テーブルに運ばれてきた瞬間、スパイシーな香りに食欲をそそられ、 一口頬張れば笑顔がこぼれる、とにかくおいしい!お店ってこと。
タイに来たばかりの初心者は、 5級のお店から少しずつレベルアップしてくださいね。
それでは、奥深いタイめしの世界へようこそ
バンコクのタイ料理初級編 厳選3選
スパイスマーケット
Spice Market
アナンタラホテル(旧フォーシーズンズ)で、31 年営業を続ける老舗レストラン。中華街のスパイ ス市場を彷彿とさせるエキゾチックなインテリアで、北から南まで各地方のタイ料理を楽しめます。 食材にこだわり、季節毎に最上の食材を求めて シェフ自ら、全国各地に買い付けに行くそう。月替わりで旬の食材を使った特別メニューも登場し、訪れる度に新しい発見のあるお店です。
- 1.プラ―ガオ・トート・タントゥア(1,350B)オーダーが入っ てから生簀のハタを締めるので臭みがない
- 2.ヌア・パット・ プリックキーヌー・ソット(550B)スパイスを手作業でブレ ンドするなど、昔ながらの調理法を採用
- 3.クンメナーム・ トート・ラート・ソース・プリックタイオーン(950B)
TEL: 02-126-8866
Address: ANANTARA SIAM BANGKOK HOTEL, 155 Rajadamri Rd.
website:http://siam-bangkok.anantara.com/dining.aspx
パタラ
Patara
本店はロンドンにあり、タイに逆輸入されたレス トラ ン。ジュネーブやウィーンにも支店があります。タイ政府が認証する本格タイ料理店 “THAI Select”に選ばれるなど、受賞歴多数。高級感のあるインテリアで個室もあり、お客様の75%がビジネス会食の利用だそう。メニューには辛さマークが付いているので、初心者にも選びやすい。トゥクトゥクでの送迎あり。
- 1.ゲーンペット・ペット・ヤーン・ポンラマーイ(390B)鴨胸肉をパイナップルやキウイと煮込んだレッドカレー
- 2.マクアヤーン・ヌアプー・カイ・プラーキャビア( 290B )焼きナスに蟹とキャビアを添えて
- 3.ヌア・トム・ガティ・ソンクルアン(350B)牛肉のココナッツミルク煮
ナーラー
Nara
セントラルワールド、セントラルエンバシーにも支店を持つ人気店で、エラワンが本店。雑誌 TATLER のタイベストレストラン2014にも選ばれ ています。クイッティアオが有名なほか、伝統的なタイ料理をモダンにアレンジしたメニューは、どれもクセがなく辛さ控えめで初心者でも食べやすい。シックなインテリアで、スタッフのサー ビスもよく、昼も夜もタイ人客で賑わっています。
- 1.プー・パッポン・カリー(1,000B)殻つきの蟹を丸ごと一 匹、ふわふわの卵でとじたタイ料理の定番メニュー。甘い味 付けがご飯との相性◎
- 2.ソムタム・カイケム(160B)イサー ン料理の定番、青パパイヤのサラダに塩漬け玉子をイン
- 3.アイスクリームナーラー(130B)は豪華なトッピング付き
TEL: 02-250-7707 ext. 8
Address: Lower Ground Floor Erawan, 494 Ploenchit Rd.
website:www.naracuisine.com
バンコクのタイ料理中級編 厳選5選
サヤームウィズダム
Siam Wisdom
“料理の鉄人” チュムポン氏によるレストラン。築50年の古民家を改装し、ラーマキエンの絵などで飾られたタイらしい雰囲気。夜のメニューは、季節に合わせて料理が変わるコースのみで、古代タイ料理、正統派タイ料理、フュージョンなど 全 5 種 類 。料理に合わせてセラドン焼きやサンカローク焼きの器が使われ、見た目にも美しい。シェフは30人体制というから驚きです。
- 1.ゲーンキーレック・ヌア・ヤーン(580B)キーレックとい う苦味のあるハーブを使ったイサーン地方のカレー
- 2.ゲーンマッサマン・ノーンラーイ(580B)牛すね肉を煮込んだカレーは辛さ控えめ
- 3.ヤム・ソムオー(450B)ザボンとサムット サコーンからの新鮮な海老をレモングラスと和えたサラダ
ボーラーン
Bo.lan
オーストラリア人とタイ人の2人のシェフによる“ タイ料理の本質を追求した” タイ料理。昔のレシピから発想したメニューは、野菜をふんだんに使いヘルシーで奥行きの深い味わい。米や野菜は契約農場から仕入れ、材料の8割がオーガニックだそう。夜は2種類のコースのみで、辛さの調整は行わず、苦手な人には別の料理を用意。 大人な雰囲気で、特別な日に訪れたい一軒です。
- 1.パット・プラークアクーイ・アンダマン
- 2.ヤム・プラームック・プラチュアップ・サイ・カイケム・レ・ナムチム・トゥアタットは本格的な辛さ
- 3.ゲーンケー・ガイバーン・サイ・サカー ン・ベップ・ランナーは北タイ地方のスープ。香りのよいタイハーブがたくさん(いずれも2,280Bのコースより)
サーラー・ラッタナコーシン
Sala Rattanakosin
ワット・ポーのほど近くにあるホテル内のレストラン。サーラー=東屋という名の通り、チャオプラヤ川を渡る風が吹き抜ける気持ちの良いロケーション。イギリス人シェフが作るタイ料理は、盛り付けも美しくワインとの相性も◎ 。ルーフトップもあり、夕暮れ時には赤く染まるワット・アルンを眺めながら食事を楽しめます。特等席は平日3日前、週末は1週間前に要予約です。
- 1.ヤム・プーニム・トート・マムアン(340B)フライにしたソフ トシェルクラブと緑のマンゴーのサラダ
- 2.トート・マン・プ ラー(250B)白身魚のすり身にレッドカレーを混ぜて揚げ たさつま揚げのような料理
- 3.グラトン・トーン・ラープ・ムー (240B)豚肉と米をライムやチリで味付けしたイサーン料理
TEL: 02-622-1388
Address: 39 Maharat Rd., Rattanakosin island
website:www.salaresorts.com/ rattanakosin/dine-en.html
ロッサビアン
Rosabieng
ナーナーに店を構えて12年。店名は“食堂車”という意味で、汽車の看板が目印。オーナーが鉄道好きだったそうで、店内には本格的な鉄道ジオラマもあります。メニュー数豊富にタイ各地の オーソドックスな料理が揃い、外国人には辛さを控えめにして提供。毎日20時~22時半まで、テラス席でジャズとクラシックの生演奏もあり雰囲 気◎蚊よけスプレー必携です。
- 1.ゲーンソム・チャオム・トート・カイ(200B)ハーブ入りの卵 焼きを辛くて酸っぱいスープの中に入れて頂く。本格的な辛さ
- 2.カーオオップ・サパロット(170B)パイナップルのふた を開けた瞬間歓声が上がります
- 3.ガイ・パット・メットマムアン・ヒマパーン(240B)鶏肉のカシューナッツ炒め
タリンプリン
Taling Pling
1988年創業の家庭的なタイ料理のお店。セントラルワールドやパラゴンにも支店がありますが、こちらは築約70年の邸宅を改装したお洒落な一軒家で雰囲気が抜群。庭には緑が生い茂り、都心とは思えない静寂な環境です。名物のグリーンカレーはロティと呼ばれるクレープと一緒に召し 上がるのが特徴。ロティのもっちりとした食感と カレーが絡み、辛さがマイルドになります。
- 1.ナムプリック・カイプー・ヌアプー(145B)カニ入りディッ プを野菜に付けて召し上がれ
- 2.ゲーン・キアオ・ワーン・ヌア(145B)ロティ(35B)長時間煮込んだ柔らかい牛肉のグリーンカレー
- 3.トート・マン・トーン・ムアン(140B)爽やかなこぶみかんの葉入りのフィッシュケーキ
バンコクのタイ料理上級編 厳選2選
クアグリンパックソット
Khua Kling Pak Sod
タイの中で最も辛いと言われる南タイ料理で有名なお店。海に囲まれた南タイでは、小海老を塩漬けにしたガピという調味料を使うのが特徴。ただ辛いだけじゃなく辛さの種類を楽しめるメニューが揃っており、どれも後を引く美味しさ。 家に遊びに来た友達に家庭料理を振る舞うよう に気楽にもてなしたい、というオーナーの思いが込められた居心地のよいレストランです。
- 1.店名になっているクアグリン・ムーサップ(150B)豚肉の甘みとこぶみかんの爽やかな風味がマッチしてビールが進む一品。辛い!
- 2.サトー・パック・ガピ・クン(180B)南タイ産のサトー豆を使用
- 3.ゲーンルアン・プラー(180B)スズキとヤシの若芽のイエローカレー。激辛なので気をつけて!
TEL: 02-185-3977
Address: 98/1 Soi Thong Lo 5, Sukhumvit 55 Rd.
website:https://www.facebook.com/KhuaKlingPakSod
エー・シーフード
Ae Seafood
有名なソンブーンのバンタットーン店のほど近くにある無名の食堂。地元タイ人に人気のお店です。 店頭の路上に迫り出したオープンキッチンで、マハーチャイ漁港に揚がった鮮度抜群の海老やカニが手早く調理されていきます。ライブ感たっぷりの調理場、青白い蛍光灯の店内、聞こえるのはタイ語だけ……、ザ・タイな雰囲気もさることながら、味も本物。クン・オップウンセンは必食です。
- 1.大振りの海老をスパイスたっぷりのタレで蒸した芳醇な クン・ラーイルア・オップウンセン(220B)地味なタイ料理 … … という常識を覆す一皿 。これを食べるためだけに訪れる価値あり
- 2.プラーガポン・トート・ナンプラー(380B)サ クッと軽い食感のスズキの唐揚げ
- 3. 料理と真剣勝負中