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タイ在住1040日目 自動車関連会社の先輩

赴任間もないみなさん、タイにはもう慣れましたか?日本とは違う環境で、仕事で成果を出すにはどうしたらよいのか。約3年間バンコクに暮らす先輩に、駐在生活の成功の秘訣を聞きました。

8人目:タイ在住 1040 日目の先輩 (33歳)

senpai どのようなお仕事を?

車のアフターサービスの補修部品の調達と供給を行う拠点として、部品庫を運営しています。この立ち上げプロジェクトのためにバンコクに来ました。

バンコクで働いてみて大変なことは?

初めての海外勤務で、当初、英語が 苦手でした。英会話学校に通って勉強しました。最初の頃は、月2回のペースでTOEICを受験しましたね。 それから、仕事が最も忙しい時期に、 手術をしたことも大変でしたね。全 身麻酔の必要があり、日本に帰るか迷いましたが、医師の話を聞いて医療技術や医療設備の水準は日本と遜色ないと分かったので、バンコクで受けました。

タイ人スタッフとはどのように付き合っていますか?

男性スタッフとはよく飲みに行きます し、一緒にフットサルをやったりもして います。そういえば、赴任して間もない 頃に、ドライバーに裏切られるという 経験をしました。日本語が少し話せる ドライバーだったのですぐに仲良くなり ました。携帯を買うのを助けてくれた り、観光地を案内してくれたりと最高の ドライバーに巡り合えたと思っていた 矢先、社用車を無断私用していたこと が他ドライバーの証言で発覚し即刻ク ビに……。誰かが身近な人間でも過信するなと言っていた のをその時思い出 しました。

感覚の違いを乗り越えるにはどうしたらよいでしょうか?

タイ人スタッフにこちらの感覚を知ってもらわなければならないですし、私たちもタイ人のことをもっと理解しないといけないと思っています。そのためには、一緒に食事をしたり、遊んだりして、積極的にコミュニケーションをとることが大切ですね。一緒にスポーツをして汗を流すのもおすすめです。タイ人の大卒のスタッフは、ほとんどがスポーツ経験者で、特にバドミントンや卓球、バスケットボールをやっている人が多いんです。昼休みに、社内のスポーツセンターでタイ人がやっていて、私も参加しているのですが、仕事上では接点がなかった人とも知り合うよい機会になっています。また、社内でスタッフと目が合ったときに微笑むことも意外と大切なことです。気難しい表情で、忙しそうにしていると話しかけづらいですからね。

休日はどう過ごしていますか?

よく買い物に出掛けます。来た当初は、サヤームパラゴンなどデパートに行っていたので すが、アジアティークやサヤームスクエアに移り、最近ではプラチナム・ ファッションモールが気に入っています。Tシャツが100Bなど、とっても安くて、探せばいいものが見つかりますよ。タイ人スタッフからパホンヨー ティンのユニオンモールもいいと聞いたので、行ってみたいと思ってます。

来月、帰国予定だそうですね。

この3年間を振り返ると、仕事を少し頑張りすぎたかな、と思います。もちろん駐在員としての役割責任があり、 当然仕事最優先にはなりますが、限られた任期の中で折角の海外生活を 楽もうという意識を持つことも大事だと思うんです。タイでは、夏と冬の年に2回しか連休がありません(日本は GW含め3回)。任期が3年とすると、長期連休のチャンスは6回だけ。後輩には計画をしっかり立てて、タイ生活を満喫してもらいたいなと思います。

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