2015.08.8特集

一人千バーツ以下で満足できるバンコクの中華料理店厳選10店

中華系タイ人が多く暮らすバンコクには、本格中華料理店がたくさん。

タイ最大の中華街、ヤオワラートだけでなく、スクンビットエリアにも、ちょっと北のフアイクワーン駅周辺にも、知られざる名店があちこちに。

外観が素朴な(というかお世辞にも綺麗とは言えないような…)お店も多く、知らないと入るのに勇気が必要だけど、今回は、編集部が食べ歩き倒して見つけたお店からweb用に10店を厳選してご紹介します。

お腹をすかせてお出かけ下さい。

鼎泰豐ディンタイフォン

小籠包といえば外せないのがココ

日本人にとっては小籠包といえば真っ先に思いつく「鼎泰豐」。本家は1972年からの歴史があり、香港版ミシュランガイドで星を1つ獲得している。バンコクに進出して4 年が経った今でも日々行列が絶えない。小籠包の正しい食べ方は、一口で食べてしまうのではなく、レンゲの上で皮を破り、あふれ出したスープを楽しんだあとにかぶりつく。また、スープが濃厚なので醤油は使わず、黒酢と生姜だけでいただくのだそう。 Din_Tai_Fun02

Din Tai Fung Central Embassy
TEL：02-160-5918
住所：Level 5 Central Embassy, Phloenchit Rd. 鼎泰豐ディンタイフォンの店舗詳細

永和豆漿ヨンハートウジャン

日本人に人気の庶民派台湾料理店

シーロム界隈で働く日本人で知らない人はいないほどの有名店。チェンマイ出身の女将さんが夫の故郷、台湾の味を再現。食材はすべて自家製で、XO醤やチリソースはオリジナルブランドとしても販売するほど人気が高い。「蟹肉小籠包」の値段はやや高いが、一般的な豚肉の小籠包とは違って、シーフードの香りがたまらない。 600_3079

Yong He Dou Jiang
TEL：02-635-0003~4
住所：66 Narathivasrajchanakarin Rd. 永和豆漿ヨンハートウジャンの店舗詳細

福魚翅ホック・フカヒレレストラン

ラーメンに例えると家系濃厚スープ

人気の理由はなんといってもコースの価格設定。デザート含め全６種類もありながら1,000Ｂでおつりが来る。そして、価格は庶民的ながら、味は本格派。フカヒレスープとアワビご飯のスープは濃厚で、他店とは色からまったく違っている。まさに家系ラーメンのような脳幹まで痺れさせるこってり感、それでいて胃にもたれないさっぱり感が絶妙で、ここのフカヒレを食べると他店のものが薄味に感じてしまうほど。 600_3180

Hock Shark-Fins Restaurant
TEL：02-634-4203, 02-233-5939
住所：167/2 Surawongse Rd. 福魚翅ホック・フカヒレレストランの店舗詳細

天天魚翅ティアンティアン・フカヒレ

遠出してでも食べたい味がある

中心地よりやや離れているが、高速道路出入り口が近く、スワンナプーム空港に行く途中に立ち寄りやすい立地。オーナーシェフはタイ人で、30年以上中華料理一筋で働いてきたので味はお墨付き。ここで使っているフカヒレはすべてグレードA。フカヒレスープにはぷりっぷりのフカヒレがたっぷり入っている 600_2997

Tiantian Shark Fin
TEL：02-362-6046
住所：1895 Soi 39-41, Pattanakarn Rd. 天天魚翅ティアンティアン・フカヒレの店舗詳細

安安樓アンアンラオ

気軽に北京ダックを楽しむならココ

トンローで親しまれていた有名店が、スクンビットソイ26に移転して早3年。1980年創業で、日中から客足が絶えない。現在はプロモーション中で、「北京ダック」がなんと1羽350B。皮を生地に包んで堪能した後、残りの肉は別途、炒飯などに調理してもらる。ここは元々、「べートンチキン煮込み」で知られる店。脂の乗ったジューシーな地鶏をさっぱりと食べられる。こちらも合わせてぜひ、お試しあれ。 600_3888

An An Lao
TEL：02-261-8188~9
住所：122 Soi 26, Sukhumvit Rd. 安安樓アンアンラオの店舗詳細

北京餐館クルアペキン

チュラ大そば北京人が開いた食堂

北京料理を中心にしたリーズナブルなお店で、通な日本人から支持されている。MRTサームヤーン駅からも行きやすいのもいい。メニューには日本語があり、一品80～150B程度、高い料理でもせいぜい480Bと安い。定番の餃子や小籠包もあるが、オススメは「ジンジャンロースー」。千切りにしソースに絡めた豚肉を生地に包んで食べるもの。それから「塩漬け魚とナスの煮込み」の独特な風味も大人の味でたまらない。 600_0604