2015.12.7特集
大晦日には年越し蕎麦!バンコクの見逃せない蕎麦屋厳選8店舗!
今年も年末がやって参りました。大晦日には年越し蕎麦が欠かせないという次節も考え、今月のバンめし特集はバンコクの見逃せない蕎麦屋8店をお送りします!
暑くて食欲が出ない時。
飲み会続きで胃が疲れている時。
日本が恋しい時。
僕らには蕎麦があった。蕎麦屋で今夜も一杯、ほっと一息。
- 一口目は何もつけずに食べるべし。蕎麦の香りと喉越しを楽しもう
- 二口目はつゆに1/3つけて、つゆの風味を味わうべし。
- 食後は蕎麦湯で〆るべし (蕎麦湯は蕎麦から溶け出した栄養分たっぷり)
そば割烹 一芯
12/31限定の特別メニュー「年越しそば膳」 (820B)。蕎麦は好きなものが選べます。人気は 柚子の香る「合鴨ざるそば」接待や会食にも人気の老舗蕎麦屋
蕎麦麺の切れやすい性質から、“一年の災いや苦労を断ち切る”という意味を込めて食べられる年越しそば。一芯では、大晦日限定のスペシャルメニューが登場します。蕎麦は、風味豊かな日本産の蕎麦粉だけを使った二八蕎麦。蕎麦の基本“打ち立て、茹で立て”の二立てにこだわり、蕎麦を出しているのだそう。一口すすれば、店名「一芯」に込められた“味やサービスがぶれないように” という思いがまっすぐに伝わってきます。晴れやかな新年の訪れを願って、家族みんなで縁起物を囲んではいかが? 合わせるお酒は、蕎麦焼酎の蕎麦湯割りがおすすめ。特別に濃厚に仕立てた蕎麦湯のとろっとした食感が楽しめるのは蕎麦屋酒ならではです。
持ち帰り用年越し蕎麦あり:250B
がんもどきの含め煮やサバ煮など、懐かしい手料理を少量ずつつまめるセットで。「おふくろの味6種盛り」(660B)
TEL:081-850-4209
住所:16 Soi 24, Sukhu- mvit Rd. そば割烹 一芯の店舗詳細
そば屋の居酒屋 仁八
「ざる」(写真は4人前600B、1人前は200B)、「大海老天」(280B)、「桜海老のかき揚げ」(160B)。蕎麦の味を決めるつゆには貝柱の旨味が凝縮されている。北関東風けんちんつけ汁もセットで。この他、鴨南舞茸そばも人気。みんなに愛される最高のそばを目指して
店主柴田さんの蕎麦作りは、石臼で蕎麦を挽くところからスタート。殻を残すので黒っぽい田舎そばのような見た目で、コシのあるしっかりとした麺線が仁八の蕎麦の特徴です。蕎麦打ちは、北関東流に足踏みで均等に体重を掛けながら、生地の空気を抜いていきます。薄くのしていく手つきは芸術家のよう。“もっともっと美味しい蕎麦を”と試行錯誤を重ね、辿 り着いたのは、厚さ1mm、幅2mmの蕎麦を冷蔵庫で一晩寝かせ、95度以上のお湯で1分以内に茹で上げる方法。蕎麦の香りと旨味を閉じ込め、独特の喉越しの良さも実現しました。 頑固親父にしか見えないのに、座右の銘は「こだわらない」という柴田さん。蕎麦も店主も個性的です。持ち帰り用年越し蕎麦あり:200B
タレに本がえしと味噌を使った「焼き鳥」(140B)はビールのお供に最高。パリパリの「羽根つき餃子」(140B)は蕎麦粉が隠し味。
TEL:02-662-0014
住所:No.22 Soi 31, Sukhumvit Rd. そば屋の居酒屋 仁八の店舗詳細
蕎麦十番
一番人気はやはり「せいろ蕎麦」(240B)。打つのも茹でるのも難しく、家庭ではなかなか味わえない十割蕎麦が堪能できます。 昔風情のある「蕎麦がき」(250B)はかえしをつけて頂いて十割蕎麦が食べられるのはここだけ
“挽きたて、打ちたて、 茹でたて”が美味しいと言われる蕎麦の基本に則り、蕎麦十番では、職人が打ってから約3時間以内の蕎麦を提供。閉店間際に注文が入れば2人前だけ打つこともあるんだそう。カウンターごしに目の前で蕎麦打ちの様子が見られるのも乙な体験です。蕎麦は店主渡辺さんが日本の老舗蕎麦屋で修行したやり方を踏襲。タイの気候では難しいと言われる十割蕎麦を日本と遜色ないレベルに仕上げています。また、蕎麦通の間で密かに人気なのがこちらの蕎麦がき。製麺技術が生まれる前に広く親しまれていた蕎麦がきは、シンプルに蕎麦の香りが引き立つ一品。「醸し人九平次」など希少な日本酒も揃い、何度でも通いたくなる一軒です。シンプルにうまい蕎麦屋の定番「板わさ」(110B)。無農薬栽培の「ミョウガ味噌焼き」は蕎麦の実を添えて。(180B)
TEL:061-410-6722(日本語)
住所: 4/16, Soi 33, Sukhumvit Rd. 蕎麦十番の店舗詳細
みつもり
せいろ蕎麦(280B)の次に人気という「桜海老のぶっかけ蕎麦」(350B)。サクサク食感の桜海老と大根の鬼おろしが蕎麦を引き立てる逸品。暑い日も、二日酔いの日にも食欲をそそります素材にこだわる健康的な料理が評判
昼も夜も多くの日本人で賑わい、1日100食以上の蕎麦を売り上げる人気 店。北海道産の石臼挽きの蕎麦粉100%で作る、つるつると喉越しのよい二八蕎麦が評判です。蕎麦を打つのは日本人2人とタイ人の職人が1人。出汁をとるかつお節は、料亭などでも使われる鹿児島県枕崎産の高級本枯れ節を使用。削る前の状態で輸入し、毎日お店で削って贅沢に使用するので、フレッシュな風味が楽しめます。このかつお節をふんだんに載せたサラダなど、一手間かけて作られる一品料理のコスパのよさも人気の秘訣。味の素やほんだしなど化学調味料を使用せず、厳選した素材でヘルシーに仕上げた料理がサラリーマンの疲れた胃を癒やしてくれます。「削りたてオカカと卵のオニオンサラダ」(150B)。「おまかせ串焼き5本もり」(500B)。「手作り豆腐」(140B)。
TEL:02-640-8283, 089-209-9818(日本語)
住所: 45/1 Soi 23 (Prasanmit), Sukhumvit Rd.
蕎麦酒庵 そば咲
左 : 冬の名物、広島産の大粒な牡蠣を載せた贅沢な「カキそば」(350B)。「もりそば」(250B) は江戸前の濃い目のそばだれで。右:鴨肉の旨味がじゅわっと広がる「もりそば鴨汁」(300B)創業15年、バンコクの隠れた名店
店主岡本さんが毎日打つ二八蕎麦が絶品と評判のそば咲。蕎麦通の間で有名な山梨にある「翁」の高橋名人の打ち方をバンコクで再現しています。素材からこだわり、蕎隠れ麦粉は長野産100%、水は日本からた輸入した軟水を使用。極細ながら名店コシのある麺は、かつお節をふんだんに使用している濃い目のつゆとの絡みも抜群。喉越しを存分に楽しんで頂きたい蕎麦です。酒の肴にぴったりな一品料理は、全92種類。実家で食べるようなほっとする料理が揃い、そのほとんどが150Bか100B(税金・サービス料込)とお財布に優しいのも嬉しいポイント。岡本さん曰く、蕎麦を美味しく頂くには “蕎麦が来たらすぐに食べる!”。蕎麦注文後 のお手洗い、タバコ一服は厳禁ですよ。人気の一品「かき醤油づけ」。梅と煮込んだ「サバ味噌煮」。プチプチ食感の「ししゃも南蛮漬け」(各150B)
TEL:084-110-4137(日本語)
住所:Sukhumvit Rd. ソイ24と26の間
サガミ
「食べ放題蕎麦(290B)」は海老と野菜の天麩羅付き。食べ放題の月間チャンピオンには1,000B商品券をプレゼント中で、これまでの最高記録はなんと45段だとか!ぜひ挑戦してみてセントラルワールド7Fでそば食べ放題290B
名古屋を中心に120店舗を構えるサガミがセントラルワールド7Fに登場。さらそば120B、食べ放題蕎麦290Bとお手頃な価格で、日本と同じ味を堪能することができます。店頭に置かれた高さ1mほどの大きな石臼で蕎麦粉を挽き、打ちたて、茹でたての二八蕎麦を提供。蕎麦粉とつなぎの小麦粉は、どちらも北海道産の風味のよい希少品を使用し、さらに、駐在の日本人シェフが味をチェックしているので安心です。一品料理も寿司や鍋、定食に名古屋飯などバラエティー豊か。日本酒や焼酎もあり、会社帰りの一杯も楽しめます。お子様ランチもあるので、休日の家族ランチにも重宝。リーズナブルに本格蕎麦を楽しみたいときにぜひ訪れてほしい一軒です。そばと5品がついてお値打ち「サガミ寿司5貫セット」(320B)。唐揚げグランプリ金賞を受賞した「手羽先」(80B)。
TEL:02-646-1358
住所:7F Central World, 999/9 Rama I Rd.
生そば あずま
「盛りそば海老天盛り」(290B)や「かき揚げ丼セット」(240B)などセットメニューが充実。いずれの蕎麦も3玉まで同一価格なので、なんだかちょっと物足りない…なんて心配も無用です家族みんなで楽しめる期待の新店舗
12月15日(火)バンコクに新たな蕎麦屋が誕生予定。九州、福岡で200店舗を展開するウエストの「生そば専門店 あずま」がソイ33に蕎麦居酒屋をオープンします。東京製粉会社の蕎麦粉を使用し、店内で自家製麺した生蕎麦を提供。かえしには千葉のヒゲタ醤油を使用するなど、素材にもこだわります。盛り蕎麦(200B)をはじめ、蕎麦メニューはすべて3玉まで同一価格。居酒屋メニューも揃い、お酒もリーズナブルに提供する予定だそう。店内にはカウンター席のほか、個室や小上がり席もあり、オーナーさん曰く「気軽に入れるお店にしたい」とのこと。平日夜に一人でサクっと飲むのにも、休日に家族でランチに訪れるのにも利用しやすそうです。オープンが待ち遠しい!ぷりぷりの食感が楽しめる「ホルモン鉄板」(200B)。そばに載せても、酒の肴にしても◉「かき揚げ」(100B)。
TEL:???
住所:9/1-2 Soi 33, Sukhumvit Rd. 生そば あずまの店舗詳細
和紡庵
左 : 冬の名物、広島産の大粒な牡蠣を載せた贅沢な「カキそば」(350B)。「もりそば」(250B) は江戸前の濃い目のそばだれで。右:鴨肉の旨味がじゅわっと広がる「もりそば鴨汁」(300B)シーロムの人気店は夜メニューも必見
昨年オープンするやいなや安くて美味しい蕎麦で一気に有名に。テーブル席もありますが、立ち食い蕎麦屋のような気軽な雰囲気で昼はいつも満席。ですが、夜もゆっくりとお酒と食事が楽しめることはまだあまり知られていません。見た目にも美しい料理は、「安くても手抜きはしない」という料理長さんの言葉通り、基本に忠実に作られ、味も確か。タニヤの穴場発見!です。TEL:02-237-8199
住所:1F Charn Isara Tower, 4 Rd.