2016.04.4特集
もう困らない!タイ料理のアテンド定番レストラン12軒!
この春めでたくタイへ赴任してきた皆さん、サワッディークラップ!
さてこれからは、接待や会食、プライベートでもタイ料理を食べる機会がグンと増えます。
初めて利用するレストランは、味は? 雰囲気は? 衛生状態は?と、気になることもいろいろ。 しかし、ご安心ください!スクンビットエリアには、日本人が利用しやすい優秀なレストランが揃っていますよ。
まずは、選んで外れなし!の定番6軒!
バーン・カニタ
大きなタイガープラウンが鎮座するトムヤムクン・ライスア(一人前380B)。エビ味噌もたっぷり入って超濃厚!タイを代表する名店で絶品トムヤムクンを
「バンコクらしい料理を」とリクエストされたら、真っ先に浮かぶのがアソークの「バーン・カニタ」。シルク商でファッションデ ザイナーのカニタ・アカラニティクル女史が開いた高級タイ料理の名門だ。バンコクのベストレストランに何度も輝いたという店内は気品に満ち溢れ、あちこちに飾られているコレクションも見事。“人は食べた物で成り立つ”というホリスティックな理念のもと、 「できる限り体にやさしいものを」と、カオヤイの自家農園で育てた有機野菜やハーブを使用。シーフードも厳選を重ねたものだけがその日のメニューに並ぶ。 トート・マン・クンなど前菜4種のルアンミット・アペタイザー(580B) 客の多くが注文するという自慢のトムヤムクンは、ココナッツミルク入りのマイルドなタイプ。川エビ入り、タイガープラウン入りの2種類があり、後者は見た目も食べごたえも抜群。世界の要人もお忍びで訪れるだけあって、きめ細やかな気配りにも長け、商談向きの個室(有料)も完備。接待の切り札として覚えておきたい一軒だ。TEL:02-258-4181, 02-258-4128
住所:6/1 Soi 23, Sukhumvit Rd.
ザ・ローカル
牛タンがとろけるマッサマン・リンコー(450B)伝統建築で味わう奥深いローカル料理
築70年のタイ伝統家屋を飾るアンティークの数々。タイの豊かな風土に育ま れた食材によるローカル料理が、そんな博物館のような空間で楽しめる。 ヤム・バイチャクラム・ガティソット(280B)はつるりとした食感 海辺に生える珍しい植物のヤム(サラダ)、ラマ5世のレシピを踏襲した牛タンのマッサマンなど、この店でしか食べられないメニューが多く、食を愛するオーナーの哲学がひしと伝わってくる。ここでのハイクオリティな食体験は心に深く刻まれるはず。TEL:02-664-0664, 02-664-3360
住所:32-32/1 Soi 23, Sukhumvit Rd.
パタラ
ヌアプーパッポンカリー(625B)は、カニのほぐし身の多さに驚くイギリス発世界が認める一流店
1990年にロンドンで1号店をオープンし、ジュネーブ、ウィーンなど世界5カ国に支店を構える「パタラ」。世界の美食家に認められた真のタイ料理がトンローで味わえる。トロピカルガーデンをのぞむ一軒家は、高級感に溢れた贅沢なつくり。 プレミアムランチセット(全4種、350B)はお得感満載 都会的に仕上げられた伝統タイ料理は、ビジネス会食にもふさわしい。このたびランチセットを一新。20名以上でのランチセット注文で、コーヒーor紅茶サービス(~5月末)。TEL:02-185-2960~1
住所:375 Soi Thong Lo 19, Sukhumvit 55 Rd.
トンクルアン
イカに詰め物をして揚げた プラームック・ヤッサイ・トート (180B)シーフードがおいしいビジネス利用の定番
日本人駐在員に支持されるタイ料理レストランといえばここ。清潔・おいしい・安いの三拍子で、連日ビジネス利用の客で満席になる。トンクルアンがトンロー初の本格的タイ料理の店としてオープンしたのは、30年以上も前のこと。かつて曾祖母が王宮で働いていたことから、当時は宮廷料理がメイン。「今でも他のレストランに無い珍しいメニューが多いのは、その頃の名残り」と現オーナー。トンローの発展につれて店も成長。日本人客が増えてきたので、中華・シーフードもメニューに加えた。辛い料理はきちんと辛く、タイ料理らしさを守る姿勢は今も昔も変わらない。 カノムクロック風のホーモック(170B)はトンクルアンが元祖のオリジナルメニュー 昨年、トンロー通り沿いからソイ49の一軒家に移転したが、「家族や友達と食卓を囲んで」とファミリアな雰囲気はそのまま。人気はやはりバラエティに富むシーフード料理。前菜ものは、1つずつ気楽につまめるタイプも多い。80名対応個室、喫煙可のテラス席もある200席以上の大型店だが、夜は予約をお忘れなく。TEL:02-185-3072, 081-449-1926
住所:211/3 Soi 49/13, Sukhumvit Rd.
ニアイコール
シーフードがたっぷり入ったヤムウンセ ン(150B)日本人オーナーによる 安心のレストラン
スクンビット・ソイ47奥にある一軒家ダイニング。アンティークが並ぶレトロな雰囲気の店内は、昔のタイにタイムスリップした気分になる。日本人オーナーらしい気配りが行き届いた味・サービスに定評。 エビとココナッツの芽の炒めもの(220B)はサクサクとした歯ざわり 代表的なメニューはほぼ網羅し、写真付きの日本語メニューで選びやすい。料理は本格的ながら日本人の口に合う味付け。雑貨店を併設、土産も買いたいゲストを案内するのにうってつけの店だ。TEL:02-258-1564
住所:22/2 Soi 47, Sukhumvit Rd. ニアイコールの店舗詳細
タリンプリン
プラートゥ・メークロン・トムケム (145B)骨まで食べられる魚の甘辛煮、マナオと食べるとおいしさUP!コスパで選んで正解 知る人ぞ知る人気店
タリンプリンとはタイ料理で酸味づけに使う果物。タイ漫画界のパイオニアで、現オーナーの祖父プラユーンさんが命名した。 築60年の自邸を改装した店内は、天井が高い開放的な空間に全280席を備え、食を愛したプラユーンさんの絵がいくつも飾られている。高級感はあるがアットホーム。 今が旬の夜来香の花を卵と炒めたドークカジョン・パットカイ(145B) 庭の自家農園で採れるハーブをたっぷり使った、飾らない家庭料理は価格がリーズナブルなのも嬉しい。TEL:02-258-5308-9
住所:25 Soi 34, Sukhumvit Rd. タリンプリンの店舗詳細
続いて、2回目のアテンドにおすすめ 個性派レストラン3軒!
プライラヤ
一皿ずつ仕上げるゲーンヌアプー・バイチャップルー・センミーは、塩気や辛味のリクエストが可能(小400B、大600B)コロニアルな邸宅でプーケット名物を
プーケット出身オーナー・プライさんの南タイ料理店。ヴィンテージタイルが美しい中華ポルトガル様式の邸宅で味わえるのは、一家の伝統のレシピで作られた上品なプーケット料理の 数々。これを目当てに訪れる客も多いという看板メニュー、ゲーンヌアプー・バイチャップルー・センミーは、カニ肉入りカレーをそうめんのようなセンミーにかけて食べるプーケットの代表的料理。とれたての新鮮なカニ肉がゴロゴロ入った、なんとも贅沢な一皿だ。 プーケット風角煮のムーホン (250B) そして、中華料理の影響が色濃いムーホンは、バラ肉を黒コショウやニンニクで3時間以上炒めてつくる、いわばプーケット版角煮。甘みと酸味のバランスが絶妙で、しつこくない味わいが後を引く。他にも南タイの野菜を使ったパット・ミアンカイのように、 一般的なタイ料理とは少し異なるメニューが多く、珍しいタイ料理を食べたい時に最適。全150席、ゆったりと優雅タイ時間を過ごしてほしい。TEL:02-253-5556
住所:59 Soi 8, Sukhumvit Rd.
スパンニガー・イーティングルーム
ムー・チャムアン(190B)は甘ずっぱいチャンタブリー県の郷土料理コロニアルな邸宅でプーケット名物を
Somtum DerやEATなど人気店を手掛 けるオーナー・エーさんの実家の料理を味わえる。東部トラートに生まれ、東北のコンケーンに嫁いだおばあちゃんのレシピを忠実に再現。 東タイ名物、カニ肉の甲羅蒸しプー・ジャー(3個250B、90B/個) 古民具が飾られたノスタルジックな空間で楽しめるのは、愛情いっぱいのイサーン料理と、バンコクでは珍しい東タイ料理。東タイ料理は、タイ湾でとれる魚介を使った日本人好みの味。ラインナップが充実したワインと共にぜひ。TEL:02-714-7508
住所:160/11 Sukhumvit 55 Rd.
クラーム
スズキを丸揚げにしたプラーガポン・トート・ナンプラー(450B)は青マンゴー入り甘酢をかけて開放感たっぷりガーデンレストラン
フジスーパー2号店に近い一軒家カフェ&ダイニング。開放的な広い庭があり、植物に囲まれたナチュラル空間でノンビリとくつろげる。料理はオーナー一家の家庭料理をオシャレにアレンジ。ひと手間加えたここだけのオリジナル料理が楽しめる。 エビとイカのニンニク 唐辛子炒め(350B)はビールのおつまみに最適 駐妻のランチに人気のお店として知られるが、クラフトビアやワインの品揃えがよく、カジュアルな会食にも重宝。パーティなど100名規模の貸切も可。TEL:02-258-8170
住所:113 Soi 39 (Phop Mit), Sukhumvit Rd. クラームの店舗詳細
最後に、オープンして半年以内の最旬ダイニング!
バガディン 閉店しました
ラオスの生肉ラープを彷彿させるドライエイジドビーフ・タルタル(320B)は三種のソースを絡めて。プレゼンテーションも美しいゲストがアッと驚くハイセンスな料理&空間
昨今バンコクを賑わす話題のタイ創作料理Le DuやTaper、Baanのオーナーシェフ、トン氏が手がける新店舗。テーマは「モダンタイ・ストリートフード」だが、いわゆるチープな屋台メシを想像すると、その完成度の高さにアッサリ裏切られてしまう。アメリカ出身のシェフ・チャンドラーさんがおくるのは、分子ガストロノミーの技術を駆使したクリエイティブな料理。 ダック・ラープ(220B)はこってりマヨネーズ風味 「構成要素は伝統的だが、調理法やプレゼンテーションでひねりを加えています」。例えば、トムヤムクン・セビーチェは、一見全くトムヤムクンには見えないものの、口に入れると初めてトムヤムクンらしい風味が五感を直撃する。そんなスペシャリテを「アルコールと合わせて楽しんで」とシェフ。近隣のソイの名前がついたSawasdee31などユニークなカクテルやワイン、日本酒が多数。闘魚や闘鶏、タイ文字などタイらしさに溢れたポップな店で、リアルバンコクを感じてみては。メッタ
クリスピーなロティを添えたマッサマンヌア(220B)大勢でシェアしたいホテルダイニング
パッと目をひくロングテーブルは、“大切な人と料理をシェアして楽しんで ”という想いの象徴。サンスクリット語で慈愛を意味する「メッタ」のキッチンを司るのは、国内外の一流ホテルで腕を磨いたベテランシェフ、サラウットさん。 パパイヤサラダを平麺で包んだユニークな一皿(250B) MSG不使用、良質な食材のみを使って伝統にモダンなエッセンスを加えた独創的な料理で客を喜ばせてくれる。手頃なランチ(199B)もビジネスマンに好評。TEL:02-302-5777
住所:Maitria Hotel, 26 Soi 18, Sukhumvit Rd.