2016.07.8特集
中華街で繰り広げられるシーフード合戦!赤vs緑、制するのはどっち!?
タイ最大のチャイナタウン、ヤワラート通りは、路上シーフードの人気店から、創業100年を越す老舗まで、個性豊かな名店がひしめくグルメストリート。
ソイ・テキサスを挟んだところに、赤と緑のユニフォームで競い合うシーフード店があります。
さて、あなたが選ぶのはどっち?
Lek&Rut シーフード
蒸しムール貝(150B)こちらが元祖!? 豪快シーフード
まずヤワラート通りを背にして左手の陣営が、赤いポロシャツの「Lek&Rutシーフード」。「うちの方が古いのよ!」と貫禄たっぷりに話すのが、こちらの女将のLekさん。彼女の親が小さな海鮮焼き屋台をはじめたのが、35年前のこと。店名は娘二人(Lekさんと妹Rutさん)の名前から。 Lekさんの代に変わってトムヤムやカレー料理などのメニューを増やしたそうだが、やはり一番人気は海鮮焼き。マハーチャイ港より仕入れた鮮度抜群のカニやエビを豪快に路上で焼いてさっと出す。そのスタイルは今も昔も変わらない。 揚げ魚のナンプラーがけ(300B) それにしても、赤か緑か迷うお客さんも多いだろうに……と思っていたら、「一度うちのを食べれば、向こうには戻れないよ。なんせナムチム(たれ)の味が格別だもの!」と自信満々の答えが返ってきた。TEL:081-637-5039
営業時間:17:30-2:00 休業日:なし Facebook:Lek & Rut Seafood First Restaurant In Yaowaraj
T&K シーフード
トムヤムクン(100B〜)鮮度と安さじゃ負けないよ!
対して、右手が緑ポロシャツの「T&Kシーフード」。大通りにせり出した席も、3階まである冷房付きの屋内席も、開店直後から一瞬にして満席に。深夜2時の閉店まで行列が途絶えない大人気店だ。 「一日の集客数?数え切れないよ」と笑う若きオーナーがKidさん。20年前に父が、兄のToyさんとKidさん二人の息子の名前を掲げて、屋台からスタートさせた。 クンパオ(150B) なにより新鮮で安いのが、ここのウリ。「(食材は)日を持ち越さないのがルール」というが、香ばしく焼かれたクンパオ(焼きエビ)が矢継ぎ早に注文される様子を見れば、持ち越す必要もないのがわかる。 赤の陣営とは親戚つながりでも何でもないが、「お互い仲良くやってるよ」とKidさん。ソイ・テキサスを挟んで切磋琢磨する、よきライバルのようだ。TEL:02-233-4519
営業時間:17:00-2:00 休業日:なし