灼熱のタイでも負けない体になる！ パワーの源“牛肉”の名店をご紹介！

毎日暑いし、忙しいし、いまいちパワーが足りないなぁ……と感じているアナタ！

そんな時には迷わず、牛肉で疲れた体に気合いを投入しましょう！

牛肉の本場ニューヨークスタイルから和牛焼肉まで、バンコクで食べられる牛肉の名店をご紹介します。

Arno’s Butcher and Eatery （ アルノズ・ブッチャー・アンド・イータリー ）

柔らかさが際立つテンダーロイン300g・660B（2,200B/kg）

予約の取れない人気店で熟成肉を味わい尽くす

ナラティワート通りにあるドライエイジングビーフ（乾燥熟成肉）の専門店。ドライエイジングとは、肉を低温熟成させることでアミノ酸が増え、肉質が柔らかくなると同時に、旨みと香りが凝縮される、昨今話題の調理法のこと。
ステーキというと身構えてしまうが、こちらは値段も雰囲気もカジュアル。メニューはなく、冷蔵ケースから肉を選んで注文する。45日以上熟成させた肉塊の数々は、どれもこれも魅力的だ。
左：ジューシーなリブアイは350g・560B（1,600B/kg）いずれも45日間乾燥熟成させたもの。右：ボリュームのあるサイドディッシュ。Baby clam、Spinach with Cheese、Mac & Cheese（各150B フランス人オーナーのArnaud Carre氏は精肉職人の4代目で、以前はニューヨークでステーキハウスを経営していた人物。肉に精通する氏のノウハウは、仕入れから焼き方に至るまで門外不出を守っている。「高い技術を要する熟成肉作りは、長年の経験とカンが頼り。和牛とは異なるおいしさを体験してほしい」。
予約は2〜3週間待ちだが、待っても食べたい一軒だ。

The District Grill Room & Bar （ ザ・ディストリクト・グリルルーム・アンド・バー ）

Grain-fed Diamantina Black Angus(4,500B)マーブリングスコアは3。サイドディッシュ2点、3つのソースを選べる。

ザッツ・NYスタイル! 風格のある正統派グリル

ニューヨークステーキ好きを魅了するのが、マリオットホテル2階のステーキダイニング。スタイリッシュな空間をシアトリカルに演出するのは、オープンキッチンでダイナミックに炎を上げる大型グリル。短時間に直火でグリルする分、表面は香ばしく、肉汁が逃げ出さずに、旨みがギュッと中に閉じこめられる。
おすすめは豪州産グレインフェッドのブラックアンガス牛で、1.3kgのトマホークは4人でシェアしても十分な量。NYらしい分厚いカットが特別感を盛り上げる。
左:パルミジャーノ・レッジャーノの風味がほどよいシーザーサラダ(450B) 右:北海道産ホタテは肉厚。パンチェッタの塩味と白ワインソースが絡む(730B) 一緒に必ず頼みたいのが、シグネチャーの「シーザーサラダ」。半分に割ったロメインレタスに自家製ソースを大胆に乗せた自慢の味だ。他にも、USプライムアンガスに、神戸牛、近江牛、常陸牛など世界の高級ブランドビーフが焼かれる出番を待っている。もちろん、完璧なサービスも一流ホテルならでは。

The District Grill Room & Barの店舗詳細

Babette’s the Steakhouse （ バベッツ・ザ・ステーキハウス ）

オーストラリア牛ブラックオニキスの30日間熟成Tボーンステーキ(2,000B)。サイドディッシュにはCreamy Spinach、Roasted Potatoesを(各150B)

極上ステーキに酔いしれる そんな夜があってもいい

1920年代のシカゴに迷いこんだような、ジャズが流れる小粋空間。アールデコ調の部屋の向こうには、ランスアンの摩天楼が見える。そんな華麗なるシーンを最高に盛り上げてくれるのが、選りすぐりのプライムステーキだ。
オーストラリア産高級和牛であるシャー和牛、170日間穀物飼育したブラックアンガス、日本からは宮崎牛に神戸ワインビーフと、世界を代表する約20種類のカットが揃う。
左:濃厚でクリーミーな北イタリア産ブッラータチーズはザクロと共にサッパリと(430B) 右:身の詰まったカナダ産ロブスターは約600g。見ばえも食べごたえも素晴らしい(1,900B) ウィーン出身のTobias Schwarzendorfer氏は、有名店「Le Loft」でエグゼクティブスーシェフを務めた経歴を持つ。「牛肉をガスと炭火でグリルした後、オーブンに入れ、仕上げにハーブとともにフライパンで焼いて香りづけします。焼いただけのステーキとは違って、味わいが何層にも広がりますよ」。
素材の味を活かしつつもエレガントな演出が好印象。自慢のシーフードも一緒に味わってみよう。

Babette’s the Steakhouseの店舗詳細

Peko （ ペコ ）

アツアツの鉄板でサーブされる本日のステーキ(750B・120g/1,250B・200g)

脂肪と赤身のグッドバランス! 十勝「大平牛」を味わえる店

北海道・十勝の大平牧場で飼育される「大平牛」は、黒毛和種とホルスタイン種を交配させた交雑牛。その牧場主の娘さんが営む肉料理店が「ペコ」だ。
「脂肪と赤身のバランスがよい大平牛は、霜降りとはまた違った魅力があります。牛肉本来の味を楽しんでほしい」とオーナーの川合さん。たしかに、大平牛を一切れ口に入れると、くどすぎず、ヘルシーすぎない絶妙な満足感に包まれる。
左:週替りで様々な部位が楽 しめるローストビーフと自家製ジャーキーのセット(520B) 右:大平牛100%の粗挽きハンバーグステーキも人気メニュー（320B） 牛肉はまるごと一頭分を取り寄せて、全ての部位を余すところなく様々なメニューで調理する。ステーキにしても、サーロインやフィレといったあらかじめ決まった部位での提供ではなく、おすすめ部位を週替りで楽しめるのがペコ流。稀少部位がある日もあるので、気になる方は電話で確認を。
コンセプトはFarm to Table。ガレージ風インテリアがおしゃれな店内で、生産者の顔が見える安心・安全な肉を堪能してほしい。

pekoの店舗詳細

Meatlicious （ ミートリシャス ）

さまざまな器具を使い分けて、最もよい状態に肉を焼きあげる。

アートな夜を演出する 世界のビールと肉料理

2年連続でアジアNo.1レストランに輝いた「Gaggan」がプロデュースするカジュアルミートダイニング。ガガン氏に見初められた若きフレンチシェフPierre Tavernier、ホンデュラス出身のJorge Grandeの両氏が、フレンチとラテンアメリカを基軸とした世界の肉料理を披露してくれる。
パッと目を惹くのは、3台のオーブンが並ぶラボラトリーのようなキッチン。火加減を調節できる昇降式の炭焼グリルや、ウッドオーブンを駆使した調理は、見ているだけでも心がおどる。
左:アルゼンチン牛ステーキ、Argentine Chimichurri(990B)。遊び心たっぷりのプレゼンテーションにも注目。 右:牛肉ぞうすいKhao Tom(60B)は隠れた人気メニュー シェフイチ押しのグレインフェッド(穀物飼育)アルゼンチン牛は、脂肪がほどよい日本人好みの味なのだとか。「ビーフの旨みとラテンなハーブソースのハーモニーを楽しんで」。宮崎牛もガガンの魔法でどう変わるのかはお楽しみ。
開放的な屋外バーには、ベルギーDUVELなど世界のビールが充実。サバイサバーイな空間で、世界第一線の料理を堪能して。

Meatliciousの店舗詳細

やす田

ローストビーフとは違う味わいの特選コールドサーロインステーキセット(1,780B)

牛肉の概念が変わる 自慢のコールドステーキ

神戸牛と創作料理の店「やす田」。運営母体の「おんどる」は、九州唯一の神戸牛指定登録店として、30年間に渡りチャンピオン神戸牛を多数取り扱ってきた実績がある。
「管理や設備が徹底していないと、良い肉は提供できない」ことから、肉を劣化させないようチルドで空輸。保存装置からグリルまで、同社が長年に渡って蓄積したノウハウで独自開発したものを使用している。
左:特選サーロインステーキ(1,560B)は、肉の味が強く、とろっとした味わい。右:極ランプステーキ(980B)+190Bでサラダ・スープ・ライス・デザートがセットに 「これを食べるとステーキの概念が変わります」というコールド ステーキは、A5ランクの黒毛和牛を熟成させて焼き上げ、冷凍後に再び常温に戻すというオリジナルレシピ。複雑なプロセスを経ることで、旨み、とろみ、しっとり感が増し、得も言われぬ味わいへと変化するのだ。
サーロインなどステーキも特選部位ぞろい。牛肉のソムリエが選ぶ極上の味をお試しあれ。

やす田の店舗詳細

焼肉あずま

満腹ランチ(320B)は牛・豚・鶏で約250gのボリューム!ご飯・スープのおかわりは無料。コーヒー、デザートは+70B

生そばあずまの姉妹店で 神戸ワインビーフを堪能

福岡を中心に50店舗以上展開する焼肉店「ウエスト」の海外一号店。取り扱うのは、本社で肉部門を統括する“肉のプロフェッショナル”原田氏が見極めた良質肉。独自ルートで仕入れることで低価格での提供を実現している。
左:サシが均等で美しい神戸黒毛和牛特上カルビ(630B)。右:ビール片手に焼き肉が楽しめるビアガーデンを完備 いちおしの神戸ワインビーフは、ストレスフリーな環境下で、神戸ワインの搾りかすを混ぜた飼料で育った黒毛和牛。肉質は柔らかく、濃厚な旨みがおいしいと評判だ。肉をさらに引き立てるのが、創業以来50年間変わらぬ味の自家製「あずま本だれ」と「レモンだれ」。本場韓国の本格キムチ、味と香りがワンランク上の日本産米、市場直送野菜を使うといったこだわりも随所に見受けられる。
一人焼肉も楽しめるカウンター席のほか、ゆっくり過ごせる個室も充実。昼も夜もお得な定食メニューがあるので、お腹をすかせて出かけてみては。

焼肉あずまの店舗詳細

焼肉 燦(きらび)

その日一番の上質肉を5種類味わえる特選黒毛和牛盛り合わせ(2~3人前1,280B)

黒毛和牛がこの値段で!? 満足度の高い焼肉店登場

トンローの一軒家ダイニング「隠れ家」直営焼肉店。今年3月のオープン以来ずっと続く人気の理由は、想像を越えるコスパのよさ。独自の流通ルートを開拓し、A4ランク以上の純日本産黒毛和牛を上カルビ290Bという驚きの価格で提供する。もちろんカルビの他に、ミスジ、イチボ、トウガラシ、ウチヒラといった様々な部位も常時10種類以上用意している。
左:脂の旨みと香りが存分に楽しめる特選黒毛和牛上カルビ(1人前290B) 右:紀州南高梅香る冷やし中華 和牛のせ(280B) たれは事前に揉みこまず、肉本来の味で直球勝負。焼いた後に「秘伝だれ」や、ほんのり甘口の大分産「あやめ醤油」にわさびを溶いて味わうのがコツ。「いろいろな部位を食べ比べしてほしい」という思いから、特選黒毛和牛は一枚から注文が可能だ。アサヒ生ビール39Bをはじめ、ボトルワインも499Bと破格値。わいわいがやがやと、仲間や家族と盛り上がってほしい。

焼肉 燦(きらび)の店舗詳細

大枡

懐かしい七輪を囲んでワイワイ盛り上がろう

安い、旨い、鮮度よし! 絶品ホルモンならここ

備長炭の七輪焼きを楽しめる焼肉居酒屋。プリっとした「ふわコロホルモン」、ジューシーな「シマチョー」など、タイにいながら新鮮なホルモンが食べられる。山形牛特上ロースをはじめ、焼肉メニューも充実。焼酎・日本酒と一緒に楽しみたい。
焼肉セット(360B)はご飯、小鉢、サラダ、スープ付 レトロな横丁風の日本街店には、喫煙可の個室が全7室。寿司職人が握る、本格的な寿司もぜひ(日本街店のみ)。

大枡の店舗詳細