2016.10.12特集
接待でも使える、バンコクでいま話題沸騰のドイツ&スペイン料理店をご紹介!
本社の期待を背負い、アウェーの地で戦うサムライブルーのみなさん、こんばんは。 お客様との食事会で、上司に気の利いたスルーパスを出せるかどうかは、お店選びも重要ですよね。 行き慣れたお店でのセットプレーもいいですが、“絶対に負けられない戦いが、今夜もある” そんなときは、いつもの戦術を捨てて、ドイツ料理やスペイン料理はいかがですか? 世界各国A代表クラスのグルメが集まるここバンコクでは、本場に劣らない味が楽しめます。
Bei Otto
大きな骨付き豚をカラリとあげたポークナックルは、ずっしり食べ応えあり(480B)
創業32年の老舗でドイツ伝統料理を味わう
「オーセンティックなドイツ料理を食べるなら、絶対にここ!」とドイツの人々が太鼓判を押すのが「バイオットー」。 1984年創業、ドイツ料理の草分けで、ベーカリーやデリカテッセン事業も広く手掛けるビッグブランドだ。南ドイツの伝統建築風の店内は、まるでドイツの陽気な酒場。カウンターのタップには、ミュンヘンの地ビール「ホフブロイ」をはじめ、ジャーマンビールの代表的銘柄がずらりと並ぶ。 左:4種の自家製ソーセージとザウワークラウト(キャベツの漬物)がのったオットース・ヴルストプラッテ(395B) 右:牛肉をハーブ酢で1週間マリネして赤ワインと煮込んだザウワーブラウテン(425B) ビールに欠かせない自家製ソーセージ、ババリア地方の名物ポークナックルなど、アレンジを一切加えていない本場の味が楽しめる。「肉料理にはビールがマストだが、魚料理にはリースリングワインが合いますよ」とシェフ推薦のドイツワインもお試しを。 毎年ソーセージ早食い競争やドイツのバンド演奏などで盛り上がるオクトーバーフェスト、今年は11月17日~20日に開催予定。TEL:02-260-0869
営業時間:11:00-24:00(L.O.23:00) 住所:1 Soi 20, Sukhumvit Rd.
Taberna Jamón Jamón
海の幸が詰まったシーフード・パエージャ(1,200B~)。具材のリクエストにも柔軟に対応
美食の国スペインから届く、こだわりフードの数々
セビージャ近郊出身オーナーのミゲル氏が3年前にオープン。母から受け継いだ家庭の味を中心に、スペイン全土の伝統料理をカジュアルに味わえる。「スペイン料理は地方の特色を知るともっと楽しい。たとえば北西部はタコをはじめとしたシーフード、私の出身の南西部はイベリコハムの名産地だよ」。地元の友人の牧場から直接買い付けたイベリコハムは、自然の中でのびのびと育った黒豚を使用。色・つや・香り全てが理想的なものを厳選して提供しているという。 左:色彩もカラフルなベジタブルグリル(200B)は野菜たっぷりヘルシー! 右:4年間熟成させた高品質のイベリコハム(700B~) 料理もお酒もインテリアも、オール・スパニッシュがコンセプト。スペインワインは名産地リオハから取り寄せ、サングリアは自家製にこだわる。「いいものを安く気軽に楽しんでほしい」ことから、価格は税・サービス料込み。毎週金曜はフラメンコナイト開催。スペインの情熱を感じるならここ!TEL:02-663-4466
営業時間:11:00-23:00 (L.O.22:00) 住所:9/1 Soi 20, Sukhumvit Rd.
Sühring
ドイツの伝統的な食文化ブロートツァイト(パンの時間)をファンタスティックに再構築したシグネチャーの一品
静かなガーデンレストランでモダンなドイツ料理を
バンコクの中心に、こんな深い緑があったとは。まるでドイツの森にひっそり佇むガラスの館。それが、ベルリン出身の双子シェフ、トーマス氏とマティアス氏が営む「ズーリング」。 大好きな祖母の料理を食べて育ち、それぞれミシュラン三つ星店にて華麗なキャリアを積んだ後、今年2月に自分たちの店をバンコクでオープン。「これまではフレンチなど他国の料理を作ってきたけれど、自分たちのルーツを見せる機会がなかった。ビールとソーセージだけじゃないドイツ料理を知ってほしい」。 左:12品(2,500B)、8品(1,800B)のコースが基本。写真はコースの一例 右::ドイツを象徴するビール&シュニッツェルのアペタイザー 一貫して感じるのは、コンセプトの“ファミリーヒストリー”。祖母のレシピブックを基に、モダン・ガストロノミーの技術を取り入れた繊細で季節感溢れる料理は、日本人の嗜好に合う。まるで親戚を迎えるような温かいホスピタリティとともに、最先端のクリエイティビティをじっくり堪能してほしい。TEL:02-287-1799
営業時間:18:00-23:00 住所:No.10, Yen Akat Soi 3,Chongnonsi
Islero
カタルーニャ地方特有の調味料ピカーダを使った真鯛のグリル(680B)、白いんげん豆とタコのグリル(460B)、樫の実で育った豚を3年熟成させたベロータ地方のイベリコハム(520B)
エルブジの精神を受け継ぐ新スパニッシュ・ダイニング
ミシュラン三つ星を獲得し、世界一予約の取れない店として名を馳せたスペインの名店「エルブジ」。ウィッタユ通りにある「イスレロ」では、その元料理長監修の味を体験できる。 左:マテ貝、ムール貝、エビのオイル煮(880B) 右:デザートのトリハス(240B) ここではスペインの伝統料理を現代的にアレンジ。短時間で素材の旨みを凝縮できるスペイン製チャコールオーブンでグリルしたタコは、口の中でホロッとほぐれるほどに柔らかい。貝のオイル煮には塩のエスプーマ(泡)をのせるなど、エルブジ得意の分子調理技術をさり気なく使い、食材のポテンシャルをさらに拡張させている。 店内にはタパスバー「CAVA」が併設され、ストック300本以上の豊富なスペインワインとタパス料理を中心に提供。シチュエーションによって2店を使い分けできる自由度もいい。世界の美食家を唸らせた味をバンコクでぜひ体感して。TEL:02-168-8100
営業時間:月-金11:00-14:00, 17:00-24:00,土日17:00-24:00 住所:63 Attheene Tower, Witthayu Rd.
Old German Beer House
ソーセージと人気を二分するドイツ風カツレツ、ウィンナーシュニッツェル(325B)
ドイツ気分を味わえるオープンテラスのビアハウス
国際色豊かなナーナー通りにある老舗のビアハウス。スポーツバーとしても有名で、週末になれば、ビール片手にサッカー観戦にフィーバーする外国人客でいっぱい。 左:まずは頼みたい、10種類のハムやチーズがのったコールドカット盛り合わせ(530B) 右:豚の喉肉を低温調理したローストポークはとても柔らか。じゃがいも団子つき(340B) 店内に置かれた巨大なビールサーバーからは、人気のエルディンガーをはじめドイツの生ビールが次々に注がれていく。定番のソーセージにポークナックル、そしてタイで提供する店は減ったという秘伝レシピのローストポークまで、ビールのお供にピッタリなドイツ料理が目白押し。毎日16時~19時はハッピーアワー、グビッとビールで喉を潤そう!TEL:02-651-3838
営業時間:8:00-1:30 (L.O.24:40) 住所:1F Grand President Hotel Tower 3, Soi 11, Sukhumvit Rd.
Osito Unique Spanish
訪れるたびに様々な味が楽しめるピンチョス盛り合わせ(6個320B~)
サクッとバル飲みにも、ゆっくり食事にも使える
仲間とわいわいタパスとお酒を楽しむのが、スペイン流アフター5の過ごし方。プルーンチット駅に隣接する「オシート」は、うってつけの一軒だ。メインは、オーナーがマドリードの親戚から習ったという郷土料理とタパス(小皿料理)の数々。サーディン×エビ、イベリコハム×キノコと一口で異なる味わいが楽しめるピンチョスや、本格パエージャなど、会話を盛り上げる名脇役があれこれ揃う。 左:本場バレンシア地方の伝統レシピに基づいたパエージャ・バレンシアナ(690B)は、2〜4人で楽しめる量 右:エビとにんにく。シンプルな構成ながら味わい深いガンバス・アル・アヒージョ(290B) お腹が空いていたら、一口でかぶりつけない位に大きなサンドウィッチもおすすめ。ビールやワインはもちろんだが、スペイン風にバルーングラスで飲むジンもお試しあれ!TEL:02-651-4399
営業時間:11:30-24:00 住所:888/23-24 Mahatun Plaza (BTS プルーンチット2 番出口)