2023.04.3特集

アシュタンガヨガの先生おすすめ】バンコクのインド料理レストラン Part 2

先月に引き続き、アシュタンガヨガ正式指導者のアユミさんがおすすめするインド料理屋を紹介します。
ヨガの聖地インド・マイソールでヨガを学び、長年培ってきたヨガの経験をバンコクで伝えているアユミさんは、定期的にインドに足を運び、その知識と経験はバンコク随一と日本人奥様方の間で定評あり。
気軽に行けるお店から、特別な日に行きたい高級店まで全６店をご覧あれ。

イセリアユミ

ALYC（Ayymi Life Yoga Centre）によるヨガレッスンと、KYT（Ken Yamamotoテクニック）による整体を行う。ヨガ歴約20年のアシュタンガヨガ正式指導員が、伝統的なインドのヨガを一から丁寧に指導。現代の解剖学、運動学、歩行学の知識を取り入れ身体と心のバランスを根本から整えていく。またKY Tによる整体では、全身の左右のバランスを整え、腰痛や五十肩などあらゆる痛みや動きの制限に苦しんでいる方の悩みを解消していく取り組みを行っている。ヨガとの相乗作用はとても高く、流派に関わらず、他の教室の生徒や先生からも体の痛みについての相談、施術の依頼を受けている。その他、プロのアスリートや一般の方からの相談も受け付けている。完全予約制。

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【目次】

01. Haoma｜ハオマ
02. Jhol｜ジョール
03. Indus｜インダス
04. Sugam｜スガム
05. Amritsr｜アムリッツァー
06. Saras Veg Food｜サラス

01. Haoma｜ハオマ

スクンビット中心部に自家農園ファームｔｏテーブルなミシュラン店

　スクンビット中心部に自家菜園を持つ「ハオマ」。店内に入ると窓越しに緑豊かな菜園が広がっており、感動していると「どうぞ近くでご覧ください。」と案内してくれる。これからサーブされるであろう様々なハーブや野菜がアクアポニックス(野菜と魚を一緒に育てる循環型農業)で育てられている。シェフは安全で人にも地球にも優しい食材を使った料理を提供するために研究を行いこの菜園を作ったそうだ。「その葉を一枚取って食べてみてください。」心地よい小さな心配りやフレンドリーさがミシュランレストランの所以を感じさせる。

Aamras, Chaas Aur Caviar

Pondicherry Pulissery / Lobster Ghee Roast / Chicken or the Egg 　しばらくするとシェフが菜園に出てきて大きな木箱の蓋を開け中を見せてくれる。そこには様々な食材が入っていて、シェフはひとつずつ丁寧に説明してくれる。説明が終わるころ、小さな箱が運ばれてきた。蓋を開けると、中には魚とハーブ作られたインドテイストのファーストバイト。これがハオマのコンセプトである『ファームto テーブル』の皮切りである。メニューは、軽めのランチコースから、インドと自然が随所に感じられる分子料理のようなディナーコースやベジタリアンコースもある。自然が織りなす調和が、心や体を内側から癒してくれるような次世代インディアンフードである。

お店データ
TEL：092-891-8222
住所：231/3 Soi 31, Sukhumvit Rd.
営業時間：17:30-22:00
休：月

ハオマ

02. Jhol｜ジョール

何度も通いたい癒し空間アラカルトでも注文可能

　ニューヨークの三星レストランのキャリアを持つシェフ、ハリ・ナヤックは、故郷である南インドの沿岸料理を提供している。リラックスした雰囲気の中、思慮深いサービスが行き届いたミシュランレストランで、メニューはコース(6品)以外に、シェア用にデザインされたアラカルトメニューもある。前菜の人気メニューは「マサラ・マスカ・バン」。パンの中にマサラ味の野菜の詰め物がされ、ポディーと呼ばれる豆等でできたパウダーが入った香ばしいバターをつけながら頂く。お肉好きには、大迫力の骨付きラム「チェティナード・ラム・シャンク」を。スパイスが程よく香る至福の一品。他にも見たこともないインド料理の一面を楽しむことができる洗練されたレストランです。

Masala Muska Bun

Chettinad Lamb Shank / Badanekai Ennegayi / Kerala Mutton Roast

お店データ
TEL：02-004-7174
住所：7/2 Soi 19, Sukhumvit Rd.
営業時間：12:00-14:30, 17:30-21:30
休：なし

ジョール

03. Indus｜インダス

バンジャブからケララまでいろんな地域のレシピを

　テラスから素敵なガーデンが見渡せるミシュランレストラン。お勧めは、全メニュー食べ放題の週末ブランチ。基本はオーダー形式だが、自由に取ることができるウェルカムバイトのコーナーもある。オーダーメニューからは、パンジャブ地方の「ブロッコリーのタンドリー」がお勧め。砕いたカシューナッツとクリームチーズでマリネし、カルダモンパウダーで味付けされたブロッコリーがタンドール窯で焼き上げられている。非菜食メニューの「ケバブ- e -マライ」は、マリネードされたチキンが感動するほど柔らかい。メインは、海老やココナッツ、マンゴスチンで煮込まれたケララ地方の「マラバール・ブラウン・カレー」はいかが？　どれも高品質で味わい深く全て試したくなる。

Tandoori Creamy Broccoli

Kebab-e-Malai / Malabar Prawn Curry

お店データ
TEL：086-339-8582
住所：71 Soi 26, Sukhumvit Rd.
営業時間：月-金 11:00-15:00, 17:00-23:00 土日 11:00-23:00
休：なし

インダス

04. Sugam｜スガム

シーロムの裏路地レストランが今は連日満席の人気店に

南インドのレストランがそのままバンコクに来たような菜食レストラン。イチオシは土曜日限定の「バナナリーフ・スペシャル(食べ放題)」で、バナナの葉の上に、カレーやサブジ(野菜の蒸し煮、炒め煮)、ライス、インディアンブレッド、デザート等が10種類以上次々に盛られていく。南インドではこのように副菜の種類が多い定食セットのことを正確には「ミールス」と呼び、通常のセットのことを「ターリー」と呼ぶ。色々なカレーやサブジを掛け合わせて楽しめるミールスは、スパイスが合わさるほど深みが増す。チャツネ(チャトニ)やピクルス（アチャール）、豆とスパイスのふりかけ(ポディ)などの付け合わせを加えて、自分好みに甘み、辛味、酸味、香味などの変化をつけよう。

Banana Leaf / Unlimited 18 varieties south indian thali
(Only at Silom) 10:00-15:00, 18:00-21:30

Masala Dosa with Chutney and Sambar / Thali Meal

お店データ
TEL：099-119-4546
住所：131 North Sathorn (Pan) Rd.
営業時間：10:00-22:00
休：なし

スガム

05. Amritsr｜アムリッツァー

スクンビットに２店舗ラッシー好きなら一度は

　パンジャブ料理で人気のレストラン。パンジャブ州はインド北西部パキスタンに国境を接する地域で、穀倉地帯が広がり良質な小麦や乳製品、窯焼き料理タンドリーやクルチャが本格的で美味しい。他であまり見ることのない「クルチャ」とは、ナン生地の中に具材を入れて焼いた料理であり、インド風カルツォーネピザのような料理です。アロー(ポテト)、ゴビ(カリフラワー)、パニール(カッテージチーズ)、チーズ、キーマカレー等、種類は豊富。一緒にオーダーしたいのが「パンジャブ・ラッシー」。乳製品も有名なパンジャブ地方は、ラッシーの発祥地と言われている。甘いスイートラッシーだけではなく、塩味のきいたソルティーラッシーやフルーティーなマンゴーラッシーも。

Aloo Kulcha with Chole

Chicken Biryani / Punjabi Chole Bhatura

お店データ
TEL：02-011-1020
住所：26/13 Eleven Bangkok, Soi 11, Sukhumvit Rd.
営業時間：9:00-4:00
休：なし

アムリッツァー

06. Saras Veg Food｜サラス

べジインド料理が揃うファミリーレストラン

南北郷土料理、ピザやバーガー、インド中華まで何でも揃うインド版の菜食ファミリーレストラン。野菜や豆、パニールなどのカレーはもちろんのこと、ターリー(セット)の種類も多い。南北インドのターリーの他、西部のグジャラート、北西部のラジャスタン、チャート(スナック)ターリーもある。また、ティファン(南部の軽食)メニューも充実。ココナッツチャツネやサンバルがセットになったイドリー(醗酵蒸しパン)や、ワダ(甘くないドーナツ)、ドーサ(発酵クレープ)、パブパジ(柔らかいパンと荒く刻んだ野菜の濃厚カレー）等もあり、軽めのインド料理を食べたいときにもお勧め。インドではメジャーなインド中華「マンチュリアン(揚げた野菜等のチリソース炒め)」も美味しいですよ。