2024.01.8特集
タイ東北地方 イサーン料理 に挑戦
タイ料理の中でもユニークな存在のイサーン料理。タイ東北地方独特の辛み、酸味、塩味が特徴で、新鮮なハーブや香辛料もたくさん使われるので、料理に鮮やかな風味と香りをもたらしています。特にソムタム(パパイヤサラダ)やカオニヤオ(もち米)と一緒に食べるガイヤーンやコームーヤーンといった炭火焼きは最高です!(もちろんビールも)
今回はワインと一緒にイサーン料理を楽しむような店から、道端の屋台までイサーン料理レストランを全7店ご紹介。日本に本帰国した後、恋しくなる人続出のイサーン料理に是非チャレンジしてみませんか。
甘く熟したスイカ半玉にプラーラー(発酵魚醤)や唐辛子、ライムなどを混ぜたソースをかけて。甘味、塩気、辛味が一体となり、独特の味わい スップバクアケープムー(220B)
長なすと唐辛子のペースト。焼いた長なすと唐辛子、タイハーブ、そして焼いたプラートゥー(サバ科の魚)を加え混ぜ合わす。豚の皮を揚げたケープムーを一緒に食べると異なるテクスチャーと風味の組み合わせが楽しい プラーヨーンメーナーム・ヤーングルア(350B)
メコン川の支流で獲れるヨーンという淡水魚を塩で味付け、竹串に刺して炭焼きしたもの。新鮮なライムを絞って マンクットガピプラーラーホーム(320B)
こちらはマンゴスチンを使った料理。こちらもプラーラーや唐辛子のソースを使います。伝統的なタイ料理の枠を超えた、創造性豊かな料理 エカマイ通りソイ10からプリディー通りソイ25へ抜ける途中 お店データ
TEL:063-246-9545
住所:155 Soi Chareonmitr (Pridi 25) , Sukhumvit 71 Rd.
営業時間:11:30-23:00
休:なし
ベトナムの麺料理にタイ料理の伝統と独自のアイデアを加えたメニュー。茹でた麺をムーヨーやトマト、ライムなどと和え、ソムタムのようにして頂きます ヌアバイブアヤーン(620B)
しっかりした味わいと歯ごたえが楽しめる牛肉のフランクという部位の炭火焼き。オリジナルレシピのスパイシーなソースが濃厚で深い風味を加え、このステーキをイサーン料理たらしめます ラープムー(250B)
イサーン料理を代表するラープ。豚レバーと豚皮が加わることで、料理に深みと複雑さが加わります。豚の旨味とハーブの香りが口いっぱい広がり、タイ料理特有の風味を引き立てます。新鮮な野菜と一緒に ヂェオホーンセット(1,950B/2-3 人前)
3種類の部位が用意される牛肉の鍋料理。タレもローストした米粉が振りかけられる甘酸っぱソース、オリーブを加えた酸っぱソース、牛の胆汁を加えた濃厚ソースの3種類あり トンローソイ25を入って一つ目の角を右折せず、左前に伸びるソイの奥 お店データ
TEL:063-246-9545
住所:11/9 Soi Saeng Ngoen(Thonglor 25), Sukhumvit 55 Rd.
営業時間:8:30-14:00, 17:00-23:00
休:なし
プラーラー(発酵魚醤)、ガピ(海老ペースト)、ナムプー(蟹ペースト)の3つの味が複雑に絡んだソムタム。より旨味がしみ込むよう通常より細かく刻んだパパイヤを使用 現在「ペットペット」という冠で系列店が7つあり、すべての店舗で異なるコンセプトを持っています。トムさんの家族から受け継いだレシピを元にしたメニューは全店舗合わせるとなんと1,000種類以上!その情熱と探求心も人気の秘密なのかもしれません。 タムマプラオオーンカオポート(230B)
青パパイヤの代わりに若いヤシの実ととうもろこしを使ったソムタム。酸味、甘み、塩味、そして辛味がバランス良く、クリスピーな小魚もアクセントに イサーン料理以外もあり。こちら「川エビのにんにくバター揚げ」(1,250B)
はサクサクの衣の中にパツっと締まった身を持つ大きなエビが2尾。中からは濃厚なミソが溢れ出て来る贅沢な一品 お店データ
TEL:063-446-3423
住所:14 Soi Sailom 1, Phaholyothin Rd.
営業時間:10:30-22:00(L.O.21:30)
休:なし
には肉(豚/牛/海鮮)、野菜、玉子がついてくる ムーガタやチムチュム以外の一品料理の味も確か。ソムタム、ラープ、コームーヤーンなどの定番イサーンメニューが並ぶ中、是非試してほしいのがパークペットトート。アヒルのくちばしを揚げたもので、骨のまわりについたお肉を頂きます。程よい弾力と旨味でビールが進みます。 パークペットトート(105B)
はタイハーブやタレに漬けたアヒルのくちばしを揚げたもの 定番ラープムー(85B)
もまろやかで食べやすい 夜も更けてくると歩道にもテーブルが並び始め、さながら屋台のように お店データ
TEL:084-100-2330
住所:8-9 Soi 63, Sukhumvit Rd.
営業時間:17:00-4:00
休:月
TEL:089-012-5750
住所:19/2 Soi 31, Sukhumvit Rd.
営業時間:17:00-3:00(L.O.2:45)
休:なし
TEL:092-980-0633
住所:Soi 39, Sukhumvit Rd.
営業時間:17:00-23:00
休:日
TEL:098-849-8958
住所:Soi 39, Sukhumvit Rd.
営業時間:16:30-23:00
休:土
今回はワインと一緒にイサーン料理を楽しむような店から、道端の屋台までイサーン料理レストランを全7店ご紹介。日本に本帰国した後、恋しくなる人続出のイサーン料理に是非チャレンジしてみませんか。
【目次】
1. Zao Ekkamai|サーオ・エカマイ 2. Zao Larb|サーオ・ラープ 3. Phed Phed Lhay|ペットペットラーイ 4. Nong Khai Chim Chum|ノンカーイ・チムチュム 5. Baan E-San Muang Yot|バーンイサーン・ムアンヨット 6. P’Aey Somtum|ピーエー・ソムタム 7. Zab|セープ1. Zao Ekkamai|サーオ・エカマイ
元ファッションデザーナーであり、デザインや現代クラフトを通じてイサーン(タイ東北)地方の「良さ」を伝えるデザイナーグループ『Foundisan』の創設者でもあるイブさんが手掛ける「サーオ」は、今、食の流行に敏感なフーディーが注目するレストランのひとつ。 『Foundisan』でイサーンのいろいろな地域に赴き、地元の人々と一緒に仕事をする中で出会った家庭料理に強いインスピレーションを受けたことが、レストランを始めるきっかけに。各シーズンごとに最良の食材を探し、伝統的家庭料理に現在的なアイデアを加え、イサーン料理を刷新するレストラン「サーオ」に目が離せません。 テンモープラーラーホーム(200B)甘く熟したスイカ半玉にプラーラー(発酵魚醤)や唐辛子、ライムなどを混ぜたソースをかけて。甘味、塩気、辛味が一体となり、独特の味わい スップバクアケープムー(220B)
長なすと唐辛子のペースト。焼いた長なすと唐辛子、タイハーブ、そして焼いたプラートゥー(サバ科の魚)を加え混ぜ合わす。豚の皮を揚げたケープムーを一緒に食べると異なるテクスチャーと風味の組み合わせが楽しい プラーヨーンメーナーム・ヤーングルア(350B)
メコン川の支流で獲れるヨーンという淡水魚を塩で味付け、竹串に刺して炭焼きしたもの。新鮮なライムを絞って マンクットガピプラーラーホーム(320B)
こちらはマンゴスチンを使った料理。こちらもプラーラーや唐辛子のソースを使います。伝統的なタイ料理の枠を超えた、創造性豊かな料理 エカマイ通りソイ10からプリディー通りソイ25へ抜ける途中 お店データ
TEL:063-246-9545
住所:155 Soi Chareonmitr (Pridi 25) , Sukhumvit 71 Rd.
営業時間:11:30-23:00
休:なし
02. Zao Larb|サーオ・ラープ
前頁で紹介した「サーオ」の姉妹店。イサーン料理の中でも特に人気の高い「ラープ」をなんと約20種類も取り揃えています。朝から開いているので朝食向けのメニューも豊富。 両店共通して特筆すべきはワインリスト。パートナーのリーフさんが世界中から選んだワインのほとんどがニューワールドのナチュラルワイン。常時入れ替えされるので、気になるワインがあったら迷わず挑戦しよう! おすすめは軽い酸味と爽やかなオレンジワインで、スパークリングワインもイサーン料理に合うそう。イサーンの農家などから仕入れる新鮮な食材で作られる、オーナーが子どもの頃に親しんだ家庭料理を堪能しよう。 タム・クイッティアオユワン・ムーヨー(250B)ベトナムの麺料理にタイ料理の伝統と独自のアイデアを加えたメニュー。茹でた麺をムーヨーやトマト、ライムなどと和え、ソムタムのようにして頂きます ヌアバイブアヤーン(620B)
しっかりした味わいと歯ごたえが楽しめる牛肉のフランクという部位の炭火焼き。オリジナルレシピのスパイシーなソースが濃厚で深い風味を加え、このステーキをイサーン料理たらしめます ラープムー(250B)
イサーン料理を代表するラープ。豚レバーと豚皮が加わることで、料理に深みと複雑さが加わります。豚の旨味とハーブの香りが口いっぱい広がり、タイ料理特有の風味を引き立てます。新鮮な野菜と一緒に ヂェオホーンセット(1,950B/2-3 人前)
3種類の部位が用意される牛肉の鍋料理。タレもローストした米粉が振りかけられる甘酸っぱソース、オリーブを加えた酸っぱソース、牛の胆汁を加えた濃厚ソースの3種類あり トンローソイ25を入って一つ目の角を右折せず、左前に伸びるソイの奥 お店データ
TEL:063-246-9545
住所:11/9 Soi Saeng Ngoen(Thonglor 25), Sukhumvit 55 Rd.
営業時間:8:30-14:00, 17:00-23:00
休:なし
03. Phed Phed Lhay|ペットペットラーイ
BTSアーリー駅近くの住宅街に突然現れる一軒家レストラン「ペットペットラーイ」。トムさんとオームさんが手掛けるこの店は、主にナコンパノム県の食材を使ったイサーン料理をメインに、各種タイ料理も取り揃えたレストラン。お洒落な空間で、素材にこだわった料理が食べられるとエグゼクティブの間で話題となっています。 タムサームヌア(175B)プラーラー(発酵魚醤)、ガピ(海老ペースト)、ナムプー(蟹ペースト)の3つの味が複雑に絡んだソムタム。より旨味がしみ込むよう通常より細かく刻んだパパイヤを使用 現在「ペットペット」という冠で系列店が7つあり、すべての店舗で異なるコンセプトを持っています。トムさんの家族から受け継いだレシピを元にしたメニューは全店舗合わせるとなんと1,000種類以上!その情熱と探求心も人気の秘密なのかもしれません。 タムマプラオオーンカオポート(230B)
青パパイヤの代わりに若いヤシの実ととうもろこしを使ったソムタム。酸味、甘み、塩味、そして辛味がバランス良く、クリスピーな小魚もアクセントに イサーン料理以外もあり。こちら「川エビのにんにくバター揚げ」(1,250B)
はサクサクの衣の中にパツっと締まった身を持つ大きなエビが2尾。中からは濃厚なミソが溢れ出て来る贅沢な一品 お店データ
TEL:063-446-3423
住所:14 Soi Sailom 1, Phaholyothin Rd.
営業時間:10:30-22:00(L.O.21:30)
休:なし
04. Nong Khai Chim Chum|ノンカーイ・チムチュム
スクンビット界隈ながらローカルの雰囲気を味わえ、且つ味も良い、地元の人に大人気の店。店名の由来は創業時のスタッフにノンカーイ県出身者が多かったので、この名前にしたそう。人気のメニューはタイ式焼肉ムーガタと土鍋チムチュムで、なるほど確かにほとんどのお客さんがそのどちらかを注文しています。 タイ式焼肉ムーガタのセット(190B)には肉(豚/牛/海鮮)、野菜、玉子がついてくる ムーガタやチムチュム以外の一品料理の味も確か。ソムタム、ラープ、コームーヤーンなどの定番イサーンメニューが並ぶ中、是非試してほしいのがパークペットトート。アヒルのくちばしを揚げたもので、骨のまわりについたお肉を頂きます。程よい弾力と旨味でビールが進みます。 パークペットトート(105B)
はタイハーブやタレに漬けたアヒルのくちばしを揚げたもの 定番ラープムー(85B)
もまろやかで食べやすい 夜も更けてくると歩道にもテーブルが並び始め、さながら屋台のように お店データ
TEL:084-100-2330
住所:8-9 Soi 63, Sukhumvit Rd.
営業時間:17:00-4:00
休:月
05. Baan E-San Muang Yot|バーンイサーン・ムアンヨット
スクンビット通りソイ31で20年以上にわたり営業を続ける「バーンイサーン・ムアンヨット」はこれまでも多くのガイドブックに紹介されてきた老舗イサーン料理店。はじめはスクンビット通りソイ33でイサーン料理とガイヤーンを売る屋台からスタート。数年そこで営業した後、今の場所に移ってきました。 日本人のオーダーが多いという土鍋チムチュム(280B)は豚肉、イカ、エビ、野菜、玉子がセットになっていて2 〜3 人前 人気は豚肉や海鮮を数時間煮込んだ鶏ガラスープで頂くチムチュム。土鍋と炭火で作る昔ながらのスタイルで、日本人には特に人気だそう。甘辛のオリジナルタレにつけて頂きます。店内はエアコン完備。アクセスしやすい立地なので、一度チェレンジしてみては?! アヒルの内臓や皮を一度揚げてから作るラープペット(110B) 酒のアテにもってこいな小エビとタイハーブを揚げたクングロープキークイ(120B) 店内には日本人、韓国人、中国人、欧米人などの旅行者も多い お店データTEL:089-012-5750
住所:19/2 Soi 31, Sukhumvit Rd.
営業時間:17:00-3:00(L.O.2:45)
休:なし
06. P’Aey Somtum|ピーエー・ソムタム
近年、都市部では屋台の数が年々減ってきていますが、エーさんとトップさんが切り盛りするこちらの店なら、まだ屋台の醍醐味を堪能できます。メニューはどれもローカル向けの味付けなので、慣れないと少し辛いかも。辛さの調節をお願いしよう! きゅうりのソムタムエビ入り(80B ヌアヤーン(90B) ナムトックヌア(90B) ヤムウンセン(80B) 夕方になるとソイ39 の入口からずらっとテーブルが並ぶ お店データTEL:092-980-0633
住所:Soi 39, Sukhumvit Rd.
営業時間:17:00-23:00
休:日
07. Zab|セープ
ソイ39にはもう一軒ローカルで賑わうイサーン料理屋あり。「安くて旨い」とスクンビット界隈で働くタイ人オフィスワーカーのお墨付きです。定番イサーン一品料理の他にもムーガタ、チムチュムも用意。常に満席ですが、仕事帰りに空いていたら飛び込もう。 ソムタムタイ(50B) すっぱ辛いスープトムセープ(80) ラープを揚げたラープトート(100B) ソイ37 に抜ける道で一際目を引く、ヤシの葉で葺いた屋根が目印 お店データTEL:098-849-8958
住所:Soi 39, Sukhumvit Rd.
営業時間:16:30-23:00
休:土