刀 トンロー店(閉店)のこだわり
トンロー通り沿いのエイトトンロー2階に位置する「刀」。
華麗な技術とセンスに裏打ちされた名店でありながら、価格はあくまでリーズナブルと顧客からの信頼も篤く久しい。
根本にあるのは、美食への飽くなき探求心と、真摯な姿勢。
旬の鮮魚を筆頭に、和牛、国産米、そしてタイでは珍しい茶そば等、これらは「本当に信用のおける業者からしか仕入れませんし、仮に基準に合わないとすれば店で出すことはしません」と店長成瀬さんの厳しい目が光る。
気配りは店内の随所に表れている。
最大20名利用可能の掘ごたつの部屋を筆頭に、独立性も高い大小の個室はすべて使用料無料。
風が気持ちいいオープンエアのテラス席、一人飲みにも最適なカウンター席など、美味を満喫するシートも多彩。
昼には子ども連れのランチ会、夜は静かな大人の隠れ家とあらゆる客層に対応する。
昼休憩なしの通し営業は、ゴルフ帰りの食事会や時間の読めない出張者にも喜ばれている。
プライバシーに配慮した個室は、掘ごたつが6部屋、テーブルが3部屋で、一部喫煙も可。
もちろん最大の魅力は、和洋中をボーダーレスに進化させた創作料理の数々。
アラカルトは100種類以上に及び、そのどれもが食べ手の思いに寄り添うものばかり。
トマトの白ワイン煮カプレーゼ
刺身盛り合わせ
イカの漁師鉄板焼き 自家製カニ味噌だれ
季節の鮮魚を味わう刺身お任せ盛り(時価)はこれほど充実した内容でこの価格?と驚きを隠せない内容。
葱たっぷりとんぺい焼き(220B)のようなメニューも「刀」の手にかかれば、ふわり軽やかで、香り高い葱たっぷり。
食感に重さがないので、酒のアテにも丁度いい。
手羽先や、竜田揚げ八丁味噌あんかけなど、繊細な技術仕込みのご当地グルメもユニーク。
名古屋名物牛すじどて煮(280B)は、赤味噌のコクと塩味がこんなにも赤ワインに合うのか!と感動もひとしおだ。
そうした腕前をお得に味わえるランチタイムは特に狙い目。
そば、ミニ丼、サラダ、漬物、自家製プリンがセットになった生茶そばランチ(290B)のほか、180B~揃う豊富なメニューで他の追随を許さない。
アラカルトメニューのみならず、コース料理も。
カジュアルな1,500B、接待に最適な2,000B、握り寿司も堪能できる2,500Bと3つを用意(いずれも+600Bで飲放題90分付き)。
通好みから流行の酒まで幅広く揃うラインナップも魅力。
中には日本でも幻のプレミア日本酒など、酒好き垂涎の一本も。
グラスで気軽にトライできるのも嬉しいサービスだ。