ガウィーのこだわり
<コースメニュー紹介>
Sweet and salt(塩味と甘味の融合)をコンセプトとした料理を揃えるガウィー。タイの素材と技法がフレンチと融合したあっと驚く創作コース料理、そのメニューを全て紹介します!
※メニューは3か月ごとに変更します。
1:ブリオッシュ
やわらかくしっとりと焼き上がった自家製ブリオッシュ。トップにはタイ産の天然塩。バターはタイの醤油「シーイウ」をミックスしたもので、ブリオッシュの甘みと程よい塩味に加え、シーイウならではの深みとタイらしさが融合したとても面白い味に仕上がっている。
2:フランス産 生牡蠣
程よい身の締まりと、とろけるような柔らかさが特徴のブルターニュ産生牡蠣。味付けは、オリーブオイルベースの爽やかなソース。パイナップルとグアバが加えられており、フルーティーな香りが身の締まった牡蠣とよく合う。シェフ曰く「パイナップルとグアバをミックスすると、青リンゴのような香りになるんだ」と。本当に青リンゴが入っているかのような香りがします。
ここへ塩味の役割を果たすアンチョビが加えられ、さらにバイタムマン(ใบทำมัง)というタイのハーブで香り付け。甘味・酸味・塩味のバランスが絶妙。牡蠣の上には薄くカットされたラディッシュがトッピングされており、こちらも食感が出て面白い。
3:生海老
タイ料理をベースとした一品。タイ醤油(シーイウ)でマリネされた生海老に、ごま油・お酢・シアントロ・ガーリック・しょうがを加えた自家製ソースが加わる。可愛らしくトッピングされたエディブルフラワーは、シェフの自宅の庭で家庭菜園されているもの。ワンバイトでいただける前菜となっている。
4:フォアグラタルト
フォアグラとダックレバーがメインの、斬新なお食事タルト。ダックレバーはカオヤイの農園で育った鴨を使用。タルトソースは、グレープとアップルでできたもの。トッピングには、スライスされたグレープ、クラジアップ・デーン(Roselle タイのハイビスカス)でできたパフ、ココナッツクリームソースが盛り付けられ、タイらしさが加わる。フォアグラとレバーのもつ塩味と、フルーツが醸す甘味との融合、そしてほのかな南国の香をも楽しませてくれる一品。
5:帆立
新鮮な帆立とランブータンの組み合わせが独特な、カルパッチョ風にいただく一品。少々辛味の効いたガラムソースにはオレンジピールが加えられ、柑橘感とスパイシーの融合がオリエンタルな雰囲気を醸している。さらに、まろやかなカリフラワーソースと、ココナッツパウダーが添えられ、甘味と辛味の組み合わせがなんともタイらしい。
6:海老
スラータニー県産の海老を使用。河口付近で育った海老は、アユタヤの海老とは違い、身が締まり淡白かつマイルドな甘味が特徴。海老味噌がベースとなるオイルソースには殻や骨なども加えられており、濃厚なコクと旨みを感じられる。ニンジンとバニラのピューレに、辛みの効いたライムソースも加わり、さっぱりとした口当たりでいただける。
7:熟成鴨肉
2週間かけて乾燥熟成させた鴨肉は、カオヤイのオーガニーックファームから。その後2時間かけてスモークすることで、外側がパリッと仕上がる。クリスピーな仕上がりとやわらかな赤身のお肉がたまらなく美味しい。ソースは、シナモン・コリアンダーなど、タイのアーバンスパイスをブレンドしたもの。付け合わせのプルーン、ビーツ、ポテトもgood。
8:ラム肉
とてもやわらかく、臭みのない鞍下肉。ラム肉独特の香りが苦手な方でも食べやすい。タイのボートヌードルからインスパイアされたソースは、ラム肉の様々な部位や骨などもブレンドされており、適度な辛味とスパイスの香りでエスニックに仕上がっている。
9:オレンジソルベ
チェンマイ産のオレンジに、パイナップル、パッションフルーツ、ミント、そしてココナッツクリームが添えられており、タイらしさを感じられる一品。トッピングには山椒が使われており、爽やかな果物ととても相性がよい。
10:黒トリュフ
タイのアイスクリーム屋台からインスピレーションを受けたデザート。濃厚な黒トリュフが贅沢なアイスクリームに、クラッシュしたピーナツとカカオが添えられ、甘味と塩味のほどよいバランスを味わえる。トッピングされたチョコレートは、店内を彩るライティングオブジェをイメージしているとのこと。
11:3種のスイーツ(sweet and salt)
●クッキーシュー:タイの伝統菓子「カオラーム」をイメージ。ココナッツと黒もち米でできたクリームが面白い。
●キャラメルトフィー:ナンプラーを加えた斬新なトフィー。仕上げのココナッツパウダーもくどくなく、さらりと口に溶ける。
●ストロベリーゼリー:塩・砂糖・唐辛子をミックスしたパウダーがまぶされたフルーツゼリー。タイでは果物を食べる際の定番調味料であるこの味付けを応用した、タイらしさを感じる菓子。