Teriyaki Bar KELLY’S 51店のこだわり
焼鳥激戦区名古屋金山駅近くの「バードスペース」など愛知県に12店。2021年には東京にも支店を開いた人気焼き鳥店。絶品の串焼きをはじめ、手羽先やとりわさなど鶏の真髄を味わうメニューから名古屋のご当地グルメまで、日本人シェフ渾身の一皿がカジュアル価格で楽しめる。新鮮な鶏を毎日買い付け、お店で一本一本串打ちする焼鳥は一本50B~と実にお値打ち。日本で30年以上継ぎ足した秘伝のタレもまた、朝挽きの鶏ならではの柔らかな旨みを大いに引き立てる。
プロが目利きする鶏はほどよく噛み応えもあり旨みたっぷり。キンキンに冷えたビールとご一緒に
炭火の癖を熟知し、タイミングよく火入れされた串はどれもが絶品。おまかせ5本セット(280B)またはおまかせ8本セット(450B)なら、次から次へと新たな鶏の魅力に出会えること間違いなし。内臓系は苦手だから他の部位にして、といったリクエストにも気軽に応じてくれる。
細かく刻んだれんこんがいいアクセントに。これ目当てに通う常連も多いと聞いて、なるほど納得
自家製つくね(60B)も外せない。外側はカリッと、中はふんわりジューシー、月見玉子(25B)と合わせればより濃厚な味わいに。定番の串以外にも、レタスやトマトを豚で巻いたヘルシーな野菜串焼き、赤味噌ダレや大阪ソースで食べる豚串カツ、名古屋海老フライなど実に多彩。
世界の美味を縦横無尽に取り入れる店だけに、前菜から最後の手作りデザートに至るまで手抜かりなし。 あつあつとろとろの手作り厚揚げ(80B)、鶏ミンチを赤味噌タレであえた肉味噌が抜群にうまいおつまみ野菜スティック(100B)、コク深い鶏レバーと生の黒胡椒が鮮烈な炙り鶏肝ねぎまみれ(150B)、選べる焼鳥屋のだし巻き玉子(130B/ハーフ80B)などなど挙げればキリがないほどだが、ここに来たなら手羽先の唐揚げ(160B)の注文は忘れずに。甘辛醤油のオリジナル、コチュジャン味噌を使ったHOTとどちらも甲乙つけがたいので、迷ったらミックスのオーダーもOK。
月2~3回ほど入れ替わる黒板のおすすめメニューも要チェック!
茎わさびを添えた鴨山葵(130B)や、自家製の柚子ソースをつけて楽しむ焼ききのこの盛り合わせ(150B)のような、支店ごとに異なるおすすめメニューにも心奪われる。こうなるともう美酒の誘惑にあらがえない!ということで、冷凍で独特のとろみが付いたウィスキーで作るとろハイボール(150B)や、凍ったレモンが丸ごと入った氷結生レモンサワー(165B)あたりを片手にゆっくりと過ごしてみたい。一杯頼めば、中お代わり(80B)で長い時間楽しめるのも嬉しい。
食の都・名古屋が生んだ名店の味をバンコクでも。多くの支持を集めてまもなく9周年を迎える
ソイ51の小路にある隠れ家のような店内は木のぬくもりに溢れ、カウンターとテーブル席は毎夜大賑わい。奥まったソファ席は独立性の高いスペースで、グループでも訪れやすい。「気軽に来れる皆さまの食卓になれれば」とスタッフも言うように、一人でも普段着感覚で寄れる懐の深さもまた魅力だろう。